京急の鉄道模型を作っているとき書くよ。 面白い床下機器を見つけたとき載せるよ。 東杏電機製造(トウキョウデンキセイゾウ)のお知らせをするよ。
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京急ファミリー鉄道フェスタ2017の催し物・京急車両部品販売で、今年もお買い物を楽しんでまいりました。


主スイッチ箱!
イヤッッホォォォオオォオウ!!

というわけで念願だったホンモノの床下機器をゲットしました!!
嬉しい!!!



主スイッチ箱を簡単に紹介しますね。

簡単に言うと、パンタグラフから各機器への回路を開閉するスイッチです。
ご覧のようにパンタグラフから車輌へ取り込まれた電流が各装置へ流れていく途中、主スイッチ箱は橙色に塗り潰した箇所にあるスイッチを納めているものです。
主スイッチというのは厳密には符号「MS」のところを指してまして、主回路を開閉するスイッチのこと。
この他、高圧引通し回路を開閉する「PS」、他車のSIV回路を開閉する「BS」も納めておりまして、これ全体を主スイッチ箱と呼ぶわけです。

こんかいゲットした主スイッチ箱の艤装された姿を見てみますと、

どうやら1500形チョッパ車として使われていた個体だったようで、M1形の山側品川寄に吊ってあります。
大半の1500形チョッパ車は主回路装置の更新を受けており、その際に主スイッチ箱も交換していますので、廃品が放出されたのを運良く手に入れられたっぽいです。

ズームイン!

このカタチ、点検カバーのフチドリがアルマイト製のお弁当箱に似てて結構好きです。
さきほど説明したとおりスイッチは3つ入っているので、機器名の銘板もタテに3枚貼ってありますね。



それでは私の主スイッチ箱も開けてみましょうか。

パチン錠的な?


『ハハッ!!』

オープン!

筐体の材質はFRPのようで、軽くて扱いやすいです。
中にはベークライト板の上に整列した刃形スイッチ。

開けてみようかな・・・

うっひょーデカい!!
これ1個で300A~400Aは余裕で流してくれます。(信頼)


完全に倒すとこうなります。
MSとPSを開いた状態で点検カバーを閉めると・・・

点検カバーに付いてる丸い部分が飛び出してきます!
カバーが閉じた状態でもスイッチの開閉状態を外見から確認できる目印になります。

ちなみにこの点検カバー、外せません。

重力でカバーが落ちてくるので、開けっ放しになることはありません。
パン上げしていれば常に高圧が掛かる箇所があるからでしょうか。

ところでこの主スイッチ箱、けっこーデカいです。
1/150の1500形M1形と比べてみます。

比じゃねぇ!!

ヘルメットと。

アタマ3個分?

重さも23kgあるらしく、ずっしり来ます。
床に置いたら傷だらけになりそうだったので、ご覧の木枠を自作しています。


ちなみにこの説明書きっぽいプレートは、買ったときに付いてました。
なんか漢字がぁゃιぃところもありますが、かわいらしいので貼り付けてます。



ホンモノの床下機器の感触、なんと言葉で言い表せばよいのか分からないのですがとりあえず最高です。
手触りや小傷や匂いが、この主スイッチ箱のはたらいていた姿を思い起こさせるのです。
たくさんのお客さんを乗せて京急線を爆走していたんだろうなぁと。

素晴らしいモノを手に入れることができて幸せです。
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