京急の鉄道模型を作っているとき書くよ。 面白い床下機器を見つけたとき載せるよ。 東杏電機製造(トウキョウデンキセイゾウ)のお知らせをするよ。
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京急新1000形の2025年度新製23次車(17021編成&17031編成)についてちょいちょい情報集めてたんですが、22次車(17011編成)と比較して自重がビックリするほど軽くなっているのに気付きました。


形式 Muc Msc Mu, Ms Tu, Ts Tpu Tps
22次車 8V 35.0 35.0 32.5 26.0 30.0 30.5
23次車 8V 34.0 (-1.0) 34.5 (-0.5) 32.0 (-0.5) 25.0 (-1.0) 29.5 (-0.5) 29.5 (-1.0)
単位は[ton]。
22次車に対して23次車は、8両編成全体で6.0ton、1両当りで平均すると0.7ton相当も軽くなってます。
既に技術が成熟している一般的な鉄道車両でこのオーダーの軽量化は結構凄いと思ってます。



左が22次車、右が23次車、車両システムや搭載機器に差は認められません。
では軽量化に寄与する変化点は何でしょうか?
推定となりますが、塗膜の省略と、構体の軽量化とが考えられるかなと思われます。


塗膜については、車体の表面積とパテ及び上塗りの膜厚とを積算すると、けっこーいい重さになります。
ざっくり塗料密度1.2g/㎤にパテ+膜厚3mmと仮定すると、それだけで1両あたり質量0.3tonありました。
対するカラーフィルムはせいぜい膜厚0.1mm程度でしょうから、密度同等かつ被覆面積1/3と仮定すると、質量は0.003tonと概算され無視できるオーダーです。


構体については、23次車から“Sustina”ブランドの最新仕様を採用した変化点があるとのことで、その効果に軽量化があるものと推測します。
数字的な根拠は掴めていないのですが、さもないと1両あたり0.7tonもの軽量化は説明がつかないよなぁと考えるのです・・・



そういえば類似の形態差として、16次車(下左)と17次車(下右)もありましたね。

車両システム&搭載機器は同一ですが、構体外面がカラーフィルム貼付(16次車)と全面塗装(17~19次車)とのバリエーションあります。
同じように比較してみましょうか。
形式 M1u, M1s M1u' M2uc M2sc M2s Tu,Ts
16次車 8V 34.5 34.0 34.5 34.5 29.5 25.0
17次車 8V 34.5 (±0.0) 34.0 (±0.0) 34.5 (±0.0) 35.0 (+0.5) 29.5 (±0.0) 25.5 (+0.5)

この塗装の有無事例では、8両編成で1.5ton、1両当り平均0.2tonの差でした。
先ほどの“塗膜で0.3ton”の概算は割と妥当なオーダーだったのではないでしょうか?
それに加えて、やはり22次車と23次車との間では、塗膜以外にも重量差を生じる要素を更に有する可能性が補強されたと解釈できます。



おまけで、22次車の6V(15011編成)の自重も載せておきましょうか。
形式 Muc, Msc Mu,Ms Tps Tpu1
22次車 6V 34.0 31.5 30.0 27.0

気持ち8Vの22次車より軽いかしら?
搭載機器から異なるので比較は難しいですが。



構体単体のハナシをしようとすると、外観や車両関係者のトークなど定性的な資料しか集まらず、定量的な評価はしにくいですね。
それが車体メーカ各社のノウハウであり、特許性など理解するところではありますが。
いずれにしても、23次車の軽量化は本当に凄いと思いました、関係の技術者さんには脱帽であります。


先日に新町の検車区を覗いたら、17031編成が他の車両と並んで留置されてました。
新車がこの景色の中に入ると、京急車として馴染んできたなぁって気分になります。
これからバリバリ走ってもらって、軽快な走りを楽しみたいですね。
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