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京急の鉄道模型を作っているとき書くよ。 面白い床下機器を見つけたとき載せるよ。 東杏電機製造(トウキョウデンキセイゾウ)のお知らせをするよ。
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正月に入手してちまちまと作っております京急新1000形のステンレス車6連。
友人らとの床下トークで時折話題にしていたのですが、いつも監修してくれるお方いわく「RG694-B-Mが似ていない」と。

なるほど、ならば

こうするしかないな。


というわけで、既存のパーツの更に上を目指すRG694-B-M形VVVFインバータ装置、いきます。


タイトルにもあります通り、今回のプロトタイプは東洋電機製造製の1C4M2群タイプのうちの一つです。
JR205系電車向けSC71形が元設計と言われておりまして、M1M2ユニットを組成する私鉄各社の電車へと広まっていきました。
その頃の京急はMTTpMの4両ユニットにご執心でしたので、初採用は少し時期がずれて2008年の8次車4連からです。

1C4M2群という制御単位はJR東日本が好んで設計をさせているため電機メーカー各社が製作していますが、東洋製は本体から特に大きく突き出したヒートシンクが目を引きます。
さらに、UVWの各相ごとに保護かごが別個に外せるところも黎明期を思い出させてGood!

この保護かご、計算したところ縦寸法よりも突き出しの奥行き寸法の方が長いみたいですね。

うん。知ってた。
自家設計によって、ここら辺の寸法をきっちり出すことで全体的な印象の改善を行えたらと思います。

さらに、我が家には

東洋製の点検カバーがあるので、

丸味を帯びた取っ手や

しっかり掴みやすいレバーなど、東洋製の箱が持つ伝統の設計も見逃さずに盛り込んでいきます。



というわけで冒頭画像のようにソリッドモデル化し、届いた成型品がこちらになります。

左からHB(高速度遮断器), CB(断流器), VVVFインバータ装置, FL(フィルタリアクトル), そしてVVVF本体に取り付けるヒートシンクです。
模型ではVVVFインバータ装置以外にも表現が甘い箇所や三菱製で流用する機器があるため、主回路装置一式を作ることにしまして。

どきをむねむねさせながら床下グレーを吹き付けまして。

あぁこれはヤバい。
とんでもなく良い・・・


ヒートシンクの外形寸法がしっかりしているので、どこからどう見てもRG694-B-Mです。
模型ってすばらしい。
動力ユニット用も頑張ったのですが、どうにもダイカストが邪魔で0.5mmほど奥行きを縮めざるを得ませんでした。
仕方ないね。


こちらはHBとCB。
写真ではモールドが甘く写っちゃってるのですが、現物はなかなか精密感抜群に仕上がっておりまする。
かまぼこ型の取っ手がめちゃくちゃキュート!


単品で愉しんだところでいよいよ艤装しちゃいましょうか。


おおお!


これぞまさしく銀千!!


海側もバッチリ!!!

めちゃくちゃかっこいいんですが。
もうなんか何も言うことありませんわ。


こだわりポイントのひとつとして、機器箱の裏側の点検カバーもわかる範囲で再現しています。
最近の電車は高効率化によって機器がどんどん小さくなっているので、裏側についている機器を見通せるようになってますから。


いちおうGM製のRG694-B-Mと比較してみましょうか。

横方向の寸法については大差ありませんが、縦と奥行きで全然違うものに見えるもんなんですなー。
全体的に精密に作れたと思いますが、ヒートシンクの網目の領域はすこし改善の余地があるかも知れません。
今からでも引っこ抜けるので、ちょっと調整して再製作してみましょうか。
あと平面の滑らかさですが、これは3Dプリンタなのでどうしようもありませんw



動力車はこんな風に取り付けられました。
VVVFインバータ装置はこれでも十分な立体感ですね。
FLはずいぶん手前にせり出してきていますが、無いよりは良いかななんて私は思います。



まとめ。
寸法どおり外形を作れば、それなりにリアルな立体感を持つ模型は作れるみたいです。
ただし、3Dプリンタの分解能や塗膜の限界、あと人間の目の性能もありますから、そこら辺を妥協して設計するときの取捨選択が難しいですね。

それから、床下機器って普段は見下ろすものですから、模型を持ち上げて見上げるように写真を撮ると違う物のように見えるんですよね。

このくらいの角度だと見慣れてて落ち着くんじゃないでしょうか。
GMのRG694-B-Mは奥行きに対する制約への解として、縦寸法にもデフォルメを加えて見慣れた表情を作ったんじゃないでしょうか。
さすがメーカーさんだと思います。

とりあえず立体物として目の前に存在する模型は楽しいと、改めて実感する機会になりました。
床下モデリング素晴らしき哉。
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