京急の鉄道模型を作っているとき書くよ。 面白い床下機器を見つけたとき載せるよ。 東杏電機製造(トウキョウデンキセイゾウ)のお知らせをするよ。
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新年度明けましておめでとうございます。
今年度も京急にとって飛躍の年でありますようお祈り申し上げます。

さて、堂々と「似てない!」と宣言するために始めたグリーンマックス製京急1500形キット製作。
手を付けるべきところがほぼ無くなったので、ひとまずの完成としたいと思います。


ここで関連記事一覧
開始宣言 妻窓編 整形外科 塗装編 小物編 灯具編 車高編 床下編

最後にこの記事で補足と仕上げの話をして〆たいとおもひます。

◆三菱電機製SIV
南海10000系の主制御器そのままでは高さがありすぎるため、下をカットしました。

裏面の窪みの隅にカッターを当て、何度も滑らせて切り落とします。
写真の下が加工後。

◆MBS-R作用装置
床下機器・京急VVVFからMBS-Rを2つ取る方法をもう少し詳しく説明します。

図中左下の緑枠内が一つ。
この箱はこの製品のプロトタイプとしてはMBSA-Rのハズですが、変に横長なのでMBS-Rとすることができます。
そしてもうひとつが継電器の一部である赤枠内。
これを切り出して、下画像のように左右下部を0.5mmずつ削ります。

右が完成例。
表面のモールドは不要なものを削り取っておきます。

◆貫通扉

プロトタイプとした2008年は既に1500形の更新を終えているので、全車浦賀方の貫通路には貫通扉が付いています。
説明書の通りに貫通扉を取り付けるとプラの肉厚が目立つため、裏面を平面に処理し裏返しで使用しました。
固定には少量のゴム系接着剤を使用。

◆車体ステッカー
京急車の深紅のボディでは、優先席や弱冷房車などのステッカーが目立ちます。
私は特に先頭車の青い車いすスペースがお気に入り。
クリアーを吹いて保護したいので、製品付属のシールではなくGDI製のインレタを使用しました。

一時期京急関連は生産中止だったハズですが、最近これを含めた一部が復活してますね。


補足おわり。
あとはだらだらと余計な話などを。


私の京急車で懲りずに続けている運転席ネタ。
今作には'10年代最初の大ヒット作品間違い無しのまどか☆マギカから、あんこ杏子ちゃんとさやかちゃん。

このライトユニットには、新1000形アルミ車用に作った寸法のステッカーがそのまま使えました。
たしか乗務員室仕切りステッカーは市販されていたと思いますから、それを使用することも容易でしょう。


魔法少女労組から散々改善要望が出されているであろう乗務員扉窓ですが、ガラスパーツがライトユニットに干渉するためなかなか取り付けられません。
いっそ製品のガラスを生かすのは諦めてエコノミーキットの塩ビでも使った方が良いかしら。



自分に満足な1500形を目指して長々工作日記を書いて参りましたが、概ね目標は達成できたかなと思います。
妻窓埋めや床下機器の整形など単純で面倒な作業も霞んでしまいます。
何より整形した前面の塗装が仕上がったときの感動は筆舌に尽くしがたい・・・

GM1500形キットは似ていませんでしたが、十分に楽しめる製品でした。
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