待ってました！
グリーンマックスより京急600形4次車4連のキットが発売です

模型として目立つ点が専用品となり、先に発売となった8連の1~3次車と区別された製品になりました。
早速買って参りましたので、梱包状態や気になる4次車だけのパーツを簡単にレビューしたいと思います。
既にクロスポイントブランドの608編成をお持ちの方にとっては今更でしょうがお付き合いくださいまし。

ちなみに1~3次車キットを踏襲している部分はさらっと流します。
本ブログの当該製品レビュー記事↓も併せてご覧ください。
GM京急600形キット 超快特レビュー

パッケージ天面は冒頭に貼りました写真です。
私が今回購入したのはトータルキットですが、動力ユニットのない基本セットのラベルには別の写真が使われているようです。

こちらがパッケージ側面。
1~3次車増結セットで残念だったフォントは修正されていますね。

それでは開けてみましょう。
18m級の車体が綺麗に収まっています。
左側に台車、その他パーツはそれらの下に収まっているのでしょう。
・・・やっぱり説明書は底面にあるみたいですね。
これはもしかして開けた瞬間のファーストインプレッションを目論んでわざとやっているんでしょうか。


奥が動力ユニット、手前が左から車体・台車・屋上機器です。
パンタグラフは台車の、スカートとダミーのライトユニットは屋上機器の袋に同梱されています。
これらは概ね1~3次車キットと同様の模様。


床下機器は、600形1~3次車のM1c用(両先頭車)と新1000形Tu,Tpu用(各T,Tp2)を流用します。
といっても2種ある主制御器が専用品であるところには熱意を感じます
動力ユニット付キットなので、Tpuは対応したコの字型のものが付属しています。
床下フェチの同志の皆様は、如何に実車に近づけるかがセンスと腕の見せ所ですね！
ちなみに私がフライングで三菱製のMucをやるとこうなりました。


続いて4次車の専用品を見ていきましょう。
まずは屋根から。

浦賀寄り制御電動車Mucと品川寄り中間付随車Tp2のものが、新規金型とされ再現されました。
Mucはパンタグラフ・ラジオアンテナ無しが特徴。
Tp2は、

2~3次車のダブルパンタ車M1'(写真下)と比べると、ヒューズ箱やパンタの搭載位置が異なっていることが分かります。
ヒューズ箱の数は公式による事前の告知の通り4連がプロトタイプです。
この違いは新1000形アルミ車4連でも見られるのですが、そちらのGM製品では8連をプロトタイプにしています。
以前これを1433編成で再現してみたので参考にﾄﾞｿﾞｰ。


続いて窓割の変更が反映されたガラスパーツです。
開閉窓のサッシも、実車に合わせ印刷箇所が少なくなっています。
個人的に気になるところなので、早く完成状態を見たいものです。

1~3次車のガラス(下)と並べてみるとこんな感じ。
せっかくの銀印刷が分かりづらい写真で申し訳ないです。


こちらは床板に関連するものが詰められた袋。
ウェイトもあるので重いです。
床板は3両分しか入っていませんでした。
オマケで1両分欲しかったかも・・・

中央でひときわ目立つのがクロスシートパーツ。
モケット張り替え後の赤色を再現できるそうです。

上が製品に付属しているもの、そして下はGMストアーで分売されていたえんじ色。
共に成型色なのですが、両者は極めて似ています。
若干今回の付属品は青味が強いように感じられましたが、もしかしたら私の気のせいかもしれません。
万が一破損してしまった場合、GMストアーでえんじ色を買って使っても違和感はないでしょう。
ちなみにモケットの色についての考察は過去の記事でやってたりします。

最後に、仕上げの気分を左右するインレタです。

現存する全編成が収録されました！
貼りづらい前面ナンバーの予備は各1、バラ数字は8個以上用意されています。
600形1~3次車キットで収録されていないナンバーを貼りたいとき、このシートの余りは重宝するでしょう。


その他、ステッカーは前回同様に高精細となったものが2シート付属、ライトユニットは別売です。
この製品はバリエーション展開ということで目新しさはないものの、実車に見れられる(主に床下の)差異を再現していくと組立が面白くなるんじゃないでしょうか。

写真の追加リクエストなんかあればお気軽にどうぞ。
それでは私は構想タイムに入りますので今日はこの辺で・・・