京急の鉄道模型を作っているとき書くよ。 面白い床下機器を見つけたとき載せるよ。 東杏電機製造(トウキョウデンキセイゾウ)のお知らせをするよ。
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本日ふらりと京急に乗りに行ったところ、新町で昼寝中の1301編成を発見。
これが私の新1000形6連の初見だったので、迷わず乗ってきた普通車を降りて観察タイムとしました。


右胸の数字「301」と電連の無いスカートまわりが新鮮です。

まずは手っ取り早く海側写真をばーっと放出してしまいましょう。

1両目 デハ1301


2両目 デハ1302


3両目 サハ1303


4両目 サハ1304


5両目 デハ1305


6両目 デハ1306


5両目と6両目は留置位置の関係で綺麗に1枚に撮れたものがありませんでした。
そのうちしっかり撮っておきたいものです。


それでは細部を見ていくことにしましょう。
今回海側しか観察していないので、もしかしたらこの記事中で確からしいと書いたことが間違っているかもしれません。


まずチェックしておきたいのが、中間の付随車です。
これまでも銀千には8連に付随車が組み込まれていましたが、コンプレッサーを搭載しないものは今回が初めてです。
組み込まれた2両は共に機能的に何も持たず、完全に同一の仕様であろうと私は予想していました。
しかし出場の速報で浦賀方のみが何か持っているのに気付いて以来、ずっと気になっていたのです。


浦賀方の付随車、サハ1303の品川寄りです。
一番右の箱が補助継電器箱で、京急車なら皆持っています。
そして左の箱は何でしょうか。
間にはJRっぽいアイテムもぶら下がっているようです。


拡大してみてみると、プレートには「ADL」。
もはや説明の必要ありませんね、梅屋敷のための自動戸閉切放装置です。
右は位置検知のための車上子なのでしょう。
保安装置に軌道回路を使用する京急では実に奇異に感じます。

ADLは京急蒲田付近連続立体交差化事業の竣工と共に不要となりますから、恐らくそれ以前に落成するもののみの特徴となるでしょう。
使用終了したら撤去するのでしょうか、それとも重量バランスを取るために放置?
また、いずれ登場するであろう非搭載の新製車が、他の機器配置を変更するのかも気になります。


品川方の付随車・サハ1304は、浦賀方のものとはADLと車体中央の第3元空気タンクが無い点が異なります。
その点を除けば、両者は共通です。
8連の付随車との比較すると、コンプレッサーの有無だけでなく山側のタンクや接地スイッチの配置が見直されているようです。
第3元空気タンクが浦賀方車のみの搭載であるのは、2両が隣接しているため集約したのではないかと私は考えています。
逆に8連の付随車は編成中に分散していますから、両車とも第3元空気タンクを持っているのではないかと推測します(未調査)。


編成両端のデハは、これまでも言われてきたとおり4連に準ずるようです。
もちろんパンタは編成中3基搭載となりました。
実現はないと思いますが、4連で落成した銀千に付随車を挿入することは恐らく本当に簡単なのでしょう。

一つだけ気付いた点が。

これは品川方先頭車・デハ1306。
補助継電器箱の右に見慣れない箱が増えていました。
プレートには「行先表示制御器」とありますから、運転台か車内のLCD装置に関連する機器が収められているのでしょう。
これは浦賀方先頭車には見られず、品川方のみの搭載のようです。


これから増備が進み、800形をどんどん置き換えていくことでしょう。
4M2Tでどれほどの性能を発揮してくれるか、それは扉数の減少をカバーできるほどなのか。
これからの活躍に期待せざるを得ません。

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