京急の鉄道模型を作っているとき書くよ。 面白い床下機器を見つけたとき載せるよ。 東杏電機製造(トウキョウデンキセイゾウ)のお知らせをするよ。
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月曜の発売日から最大限の時間を割いて作ってきた京急600形キットですが、とりあえずカタチになったので製作記的なものはこれでいったん区切ります。
最後に車体に関連するこまごまとした工作をまとめましたのでご覧くだしあ。

まずは先日始めました前灯の高輝度電球色LEDへの換装。
うっかり製品状態での明るさを確認せず改造してしまったので、新1000形からプリズムが改良されたかはわかりません。
とりあえず換装後の点灯状態がこちら。

そういえば600形未更新車の急行灯は変な黄色をしてましたね。
ちょっと細工をしてここだけ色を変えてしまいましょう。

以前読んだ鉄道模型誌に、内部のプリズムに着色すると色が変わる云々と書かれていたような覚えがあります。
あまり良い方法だとは思わないのですが、光源を2個用意する気力はないので試してみました。

左が前灯のプリズム。
Mrカラーのフツーの黄色を適当に塗ってみました。
また右の尾灯共に、先端の側面を黒く塗っています。
こうすることで前面を斜めから見たときに光の漏れが減り、灯具の形がくっきりするのです。

塗装後を点灯させてみました。

黄色いバカンスっぽい感じになってますね。
そしてなんか暗くなりました。
輝度低下は予想外ですが、シンナープールで洗えば工法変更も簡単ですから、とりあえず当面はこのままで遊びます。


新規製作されたTH-600M形台車ですが、編成中2両のサハが履くTH-600T形は一部形状が異なります。

左は未加工のTH-600M形、右ではそれをベースにシリンダーの切り取りなどを行い、TH-600T形に似せてみました。
トレーラー台車なら軟質プラ製なので、カッターで容易に加工できます。


後回しになっていた車体に取り付ける小物の塗装と取り付けをします。

ヒューズボックスと誘導無線アンテナは新1000形以来同じものを今回も使用しています。
これ、新千アルミと2100以外は真ん中の換気扇が不要なので、ジャンク箱の中で余りまくってます。
未来永劫使用すること無いんじゃないかなーと思うのですが、捨てるに捨てられないのです。

また、このランナーに大きなバリの付いているものがあることに気づきました。
とりあえずパーツとして使用する部分に異常は無かったのですが、今後も質が維持され続けるかちょっと心配です。


こちらは京成Hのランナーのラジオアンテナ裏側。
よりによってゲートが屋根との接触面に載っかっております。
手を付けるまでは鬱だったのですが、カッターを平行に当ててそぎ落としていくと意外にもキレイに取れました。

これやクーラーを屋根に嵌合するわけですが、いずれもむちゃくちゃキツい!
モールドが潰れるんじゃないかと恐々しながら、体重を掛けて押し込みました。
一度取り付けたらもう二度と外せないと思いますから、仮組みはやめた方が良いです。
あるいは粗いペーパーで穴を拡張し、ゆるめておくのもアリだったかもしれません。


材木に両面テープで固定し塗装します。
屋上機器だけでなく、動力ユニットに貼り付ける床下機器も一緒にしています。


車体の装飾として忘れてはならないのが行先表示のステッカ。
600形キットに付属したものを古いものと見比べていたところ、衝撃の変化に気付きました。
左は2007年初回ロットの2100形、右は2010年6月再生産の新1000形ステンレス車それぞれ付属の超拡大です。
Nゲージ用の非常に小さい印刷として、既に十分なレベルです。

そしてこちらが今回(2011年4月)の600形付属の同部分。
とんでもなく精度が向上しています。
高さ0.2mm程度のアルファベットが一個一個しっかり判別できるあたり驚異的です。
ステッカの収録内容に変わりはありませんが、印刷過程では一体どんな変化が起こったのでしょうか。

切り出してしまうことがもったいないと感じつつも、大切に有り難く貼り付けしました。

浦賀方先頭車と海側側面はエア快羽田空港行、品川方と山側はエア快成田空港方面佐倉行を選択。
運番はもちろん600形が専属で充当される17Hです。
スカイアクセス線の開通と共に17H成田空港方面佐倉は見られなくなってしまいましたが、今でも私が最も好きな行先表示の一つです。

今回の運転席キャラには、魔法少女まどか☆マギカからまどかちゃんとほむほむをお招きしました。
ちょうどこのキット制作中に最終回を迎えたので、同時に思い出すことでしょう。


種別表示だけでなく行先ももちろん高精度に印刷されています。
そして京急車のおでこのテカりはやっぱり最高!



当初の予定から遅れ、ついに発売となった今回のキット。
十分に時間を掛けた甲斐か、側面の印象や特徴をしっかりと捉えたり模型としての品質を上げたりと、タイプ製品の汚名返上を果たした大変魅力的な出来と言えましょう。
今後も矢継ぎ早にバリエーション展開がされるようですが、あまりにも急に出されて買い切れないのが口惜しいところです。
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