前回の超適当レビューの記事では、次に車体を観察する的な宣言をしていました。
しかし床下機器を観察しているうちにある事実に気付いてしまったので、急遽お知らせしたいと思います。

まずはM1系、正確にはM1cのものから。

まずこれを見たとき、私はまだ東洋電機製がプロトタイプだと信じていました・・・
(公式事前情報1,2)

次に手に取ったのが主制御器のランナー。

いずれもシャープかつ立体的で満足すべき出来です。
取り付ければヒートシンクのオーバーハング具合が最高でしょう。


よく見ると、山側の断流器や継電器にも

しっかりとダイヤモンド印が刻まれており間違いなく三菱電機製です。


私は事前情報をすっかり信じ込み、電装品オール東洋電機製編成がプロトタイプだと思っていました。
三菱編成への改造の計画をずっと練ってきたので寝耳に水です。


ちなみに、空調制御箱は下部の面取りがされていません。

実車は車両限界に合わせるように欠かれているので、取り付け前に軽く削るべきです。


M1だけで結構滅入ったのですが、更なる問題児がM2cでした。

こちらはSIVを見れば一目瞭然の東洋電機製。
三菱・東洋混合編成なのかなー

・・・と見せかけて

変圧器が

三菱電機製じゃありませんか！

えーと。
私は今まで補助電源(SIV)と変圧器のメーカーが異なる京急車を見たことがありません。
それとも私の見過ごしなのでしょうか。


今回の現象を簡単に図にしてみました。

果たしてこの違和感が私の知識・観察不足からなのか、それとも製作ミスなのか分かりません。
ただし商品展開としてブルスカや603編成をラインナップするなら、全面的に東洋電機製を選択すべきだったでしょう。
あるいはGM内部のトラブルなのか、正確なところは分かりません。


まままま、私はもともと三菱編成を作ろうと思っていたのでこれはラッキーと考えることにします。
M2系山側に取り付ける三菱電機製SIVは使えますし、他に用意したパーツも転用しちゃいます。
変圧器の謎はそのうち実車を調べに行きましょう。
どうせ全部でたったの7編成です。


最後にTu用床下機器。

これ、阪神1000系用だったみたいです。
阪神の床下機器って実車もこんなふうに背が低いんでしょうか。