京急の鉄道模型を作っているとき書くよ。 面白い床下機器を見つけたとき載せるよ。 東杏電機製造(トウキョウデンキセイゾウ)のお知らせをするよ。
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この記事はチラシの裏的な私の駄文なので特に有益な情報は無いです。

本日2017年2月19日に、京急の2017年度新造車である新1000形17次車1209編成のA試がありました。

たまたまお休みにしていた日だったので、総合車輌製作所からの出荷(?)の様子を見てきました。
工場からは特にお見送りも無く、撮影禁止を周知する拡声器をBGMにした無機質な門出だったのですが、このクルマが出来上がるまでにどれ程の人の手を経てきたのかなぁと一人思いしみじみと眺めておりました。

1209編成の浦賀方先頭車のバッジは「209」です。
209と言われれば、JR東日本の209系電車を連想します。


弊ブログご講読の諸兄ならご存じの通り、209系は重厚・重鈍な国鉄世代の通勤型電車の一掃と民営会社としてのコスト削減の使命を受けて、「新系列」の電車として設計されました。
その先進的な思想は私鉄各社へも波及し、東急電鉄や東京都などへも類似の車両が納入されています。


209系の革新的な点の一つとして、ビード成形を廃した側構体が挙げられます。
子供の頃の私はこのスッキリした外見にたちまちとなってしまい、京浜東北線に乗るときは103系を何本も見送った思い出があります。

2006年、京急新1000形の6次車が構体をアルミ製からステンレス製に切り替えることが発表され、趣味界隈に激震が走りました。

姿を見せた6次車の構体は209系の流れを汲む構造でありながらも、主要寸法は従来の新1000形と共通としています。
そして制御回路やブレーキシステムは完全互換、走りは従来のVVVF制御車をも遅いと言わしめるほどに磨きをかけ、京急車として必要なところをキッチリ押さえた車両に仕上げてきました。
6次車の基本設計を継承する新1000形の増備は10年以上続いており、現在では押しも押されぬ京急線の主力です。

一目惚れした209系の構体を纏った新1000形ステンレス車は個人的にお気に入りだったのですが、「209」ナンバー標記な新1000形のデビューは伝説の背番号が復活したかのように特別な思いを感じてしまいます。
構体の構造は変わらず209系スタイルですが、京急独自のアレンジとして全塗装が施され、均整のとれたせぎりの凹凸に新たな魅力が付与されています。

今日は単色の構体でしたが、赤い京急車としてのプライドに染まった姿の「209」に再見できる日が楽しみでなりません。



・・・新しい「209」に乗れる喜びが現車を見て抑えられずに書き殴った駄文でした。
お目汚し失礼いたしました。

おまけです。






ピカピカの床下機器の良さみが深くて優勝でした。
A試また行ってみたいです。
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