京急の鉄道模型を作っているとき書くよ。 面白い床下機器を見つけたとき載せるよ。 東杏電機製造(トウキョウデンキセイゾウ)のお知らせをするよ。
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つい先日まで夏コミの参加に浮かれていたかと思えばもう秋が通過し冬の寒さに凍える時期になってしまいまして。
のらりくらりと地方の暮らしをしていたのですが、今週末に別件で首都圏を訪れていたところ京急線で面白いものが見れたのでちょっと貼っておきますよっと。


こちら11/24正午過ぎの久里浜工場試走線。
新1000形1625編成の営業投入と入れ替わりで運用離脱した8211編成ですが、前日より通電状態で止まっており、ホームではなにやら人の動きが見られます。

で、しばらく眺めておりましたら







割と最近流行りのアレが積み込まれていくではありませんか。

はい、これホームドアですね。
京急では2016年度に主要駅に対するホームドア設置の計画をプレス発表しており、いよいよ柵本体の設置作業が行われるようです。
営業中の既存ホームに対するホームドアの設置は軽量な「可動式ホーム柵」が一般的であり、その搬入はホームへ直接据え付けできる“フツーの通勤電車”が使用される例が多いようです。
今回京急が実施する作業では、搬入用として800形8211編成が抜擢される様です。
理由の正確なところは不明ですが、営業を離脱して車両運用上都合が良いとか、車籍を落とさないでおくことで営業時間中に搬入列車を仕立てられるところが利点なのでしょうか。



んで時刻は半日流れて当日の終電間際。


羽田空港国際線ターミナル駅へ堂々入線する8211編成!
この日の輸送先は羽田空港国内線ターミナル駅です。

800形は羽田国際でのホームドア稼働の為、同駅開業以来は空港線で営業運転できません。
時間調整の為の短い停車時間では

3扉のホームドアに止まる4扉車が見れました。


事前に「車端扉なら双方の開口範囲が重なって客扱いできないかな?」なんて思っていたのですが、結果はこんな感じでさすがに無理そうでした。


列車は3分ほどの停車ののち羽田国内へ向かっていきました。

私が続行の列車で羽田国内へ追いつくと、8211編成が据え付けられた1番線ではもうホームドア設置の準備作業が始められていました。

べりべりべり・・・
仮設の点字ブロックを剥がすと、下には既にホームドア設置後の旅客動線に対応した点字ブロックが出来上がっています。

所々には金具が埋まっているのも見ることができ、これから取り付けるホームドアの取付治具なのでしょう。

ひととおり目に付いた珍しいポイントを観察したあとは、

羽田国内に800形が据え付けられている景色と、1番線の最後のスッキリした姿とを眺めて過ごしました。

さて私は翌日に用事があるので空港線の上り終電で帰ろうと思ったのですが、最後に見た作業が印象的だったので貼っておきます。

8211編成ホーム側の側面に養生がされていき

開扉したあと残る側板と側窓が保護されました。

8211編成はもう廃車までに旅客営業には入らないでしょうから、ホーム据え付け中のホームドア設置作業で損傷を受けたとしても修復の必要は無いはずです。
それでもこうして養生されるところに、まだ車籍のある生きた鉄道車両なんだなぁと感慨に浸ってしまいまして。


8211編成のホームドア輸送列車への充当はまだあるのでしょうか。
もし新町や久里工や深夜早朝の本線上で見掛けたらまた応援してあげたいですね。
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