京急の鉄道模型を作っているとき書くよ。
面白い床下機器を見つけたとき載せるよ。
東杏電機製造(トウキョウデンキセイゾウ)のお知らせをするよ。
毎年恒例となりつつある雨天のもと、京急ファインテック久里浜工場の一般公開が行われました。
出撃された方、乙でした。
今年は主工場内の見学コースが設けられず残念回かと思っておりましたが、それでも見物がてんこ盛りで終日興奮しっぱなしでした。
巨視的なイベントのレビューなんかはあっちこっちで上がっているでしょうから、この記事では私が特に惹かれた点などをだらだらと書きつくっていきます。
ちなみに未だ興奮冷めやらぬままな私の精神状態の為、お見苦しい表現が多いと思いますがお許しください。
本当に幸せだったのよ・・・
出撃された方、乙でした。
今年は主工場内の見学コースが設けられず残念回かと思っておりましたが、それでも見物がてんこ盛りで終日興奮しっぱなしでした。
巨視的なイベントのレビューなんかはあっちこっちで上がっているでしょうから、この記事では私が特に惹かれた点などをだらだらと書きつくっていきます。
ちなみに未だ興奮冷めやらぬままな私の精神状態の為、お見苦しい表現が多いと思いますがお許しください。
本当に幸せだったのよ・・・
まず部品販売整列の脇に鎮座しておりましたこちら。
電動カム軸制御器キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
三菱電機製の京急1500形向け直並列分巻界磁チョッパ・CB-20C-1系です。
三菱電機製チョッパのアルミ1500形は、2011年5月現在4ユニットしか残っていないためなかなか出会えません。
まさかこんな間近で見られるとは夢にも思いませんでした。
イキテテヨカッタ・・・
この突起!
電動カム軸制御器にはこれが無いと恰好がつきませんよね。
主制御器の上には同じく三菱電機製で1500形向けの断流器が積まれていました。
一般の目を引いていたのは主制御器よりもこちらのようです。
形式のプレートが読める位置にありました。
HB-7RB-2631形でしょうか。
断流器の詳細な情報はあまり出回らないので嬉しいです。
目を引く理由はこのスリットでしょう。
下から見上げてみるとなにやら白い縦長の装置が。
これが「断流」しているのでしょうか。
そしてその隣。
三菱電機製の主抵抗器!
通りかかる方は皆口々に「旧1000のだ」とおっしゃっていましたが、これは1500形チョッパの主抵抗器ですよ。
この写真内右側の小さい箱が1500形独特なので判別できます。
その奥には東洋電機製の主抵抗器もありました。
これも恐らく1500形でしょう。
これら、ずいぶんと外観が違うように見えますが、帯状の抵抗を使用する仕組みは同じです。
三菱電機製は、抵抗をソレノイド状に巻くことで距離を伸ばしています。
一方東洋電機製は、枕木方向に往復させています。
個人的に1500形チョッパは三菱電機製の方が好きなので、こうして核となる部品が廃棄されているのは少々残念です。
全廃までに電流計の動画を録っておきたいなぁ・・・
ところかわって特修工場。
記事冒頭の600形605-8の車体前面裾です。
車体更新ではスカートを2100形のものに履き替えさせているので、おそらくここに手が掛かっているんだろうなーと思って撮った1枚。
続けてカメラは自然と床下機器へ。
605-8山側床下。
そしてこれは605-5海側床下。
補助電源装置・主制御器ともにピカピカになってますね。
メーカー送りにして帰ってきたところでしょうか。
605編成は主制御器が東洋電機製RG-627-B-M形、補助電源装置が三菱電機製NC-FAT75A形と2社が併用されています。
主制御器が三菱電機製でないところにちょっと引っ掛かります。
京急は三菱電機製主制御器が嫌いなのかなぁ・・・
600形の南側には、デハ1500形M2改造のサハ1900形Tsがいました。
妻面のプレートには、
自重24.5t。
手元の資料によれば、オリジナルのサハ1900形Tsは自重25.5tだそうです。
いったい1tものダイエットをどうやって成し遂げたのでしょうか。
不思議ですね。
そしてこれが今回一番の収穫。
皆さんこれに気付きました?
TH-1500M形台車の台車枠です。
出入場検査場の1500形1700番台の向かい側・主工場内にありました。
何が嬉しいってこの
円筒案内式軸ばねの内部構造を見られたこと!
願っても一生無理だと思っていました。
奇跡と魔法のためにQBさんと契約しなくてよかったー
塵が付着しないよう、肝心の円筒にはビニールが掛けてあります。
しかし磨かれた金属の輝きはしっかり確認できます。
これが京急だけでなく、世界に誇る東海道新幹線までもが絶大な信頼を置く円筒案内式の大事な部分・・・ゴクリ。
2段重ねのうち下は、TH-1500T形の台車枠のようです。
ディスクブレーキのパッドが見られました。
1軸あたり2対あるんですね。
両側からディスクを抱く機構がそれとなくわかります。
さすがに安全に関わる部分なだけあってがっちり頑丈そうな作りです。
台車枠の上に枕ばりがセットされていたため、センターピンも確認することができました。
ダイレクトマウント式では荷重が集中しないようなので、小ぶりな直径です。
そしてその両側にあるのが摺動部分。
写真は向かってセンターピン左側です。
ここで大半の荷重を受けるそうなのですが、良く写っておらず形状を確認できません。
無念・・・
ちなみに下のTH-1500T形台車には、
何故かTH-1000T形のものと思しき枕ばりが装着されていました。
訳が分からないよ・・・
年に1度の奇蹟のカーニバル、今年もメチャクチャ楽しめました。
会場で小耳に挟んだのは、開催の是非が決まったのはかなり遅かった、という中の人の話。
厳しいスケジュールのうえ当日の雨天の中運営して頂き、感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました、また来年も楽しみにしてます。
電動カム軸制御器キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
三菱電機製の京急1500形向け直並列分巻界磁チョッパ・CB-20C-1系です。
三菱電機製チョッパのアルミ1500形は、2011年5月現在4ユニットしか残っていないためなかなか出会えません。
まさかこんな間近で見られるとは夢にも思いませんでした。
イキテテヨカッタ・・・
この突起!
電動カム軸制御器にはこれが無いと恰好がつきませんよね。
主制御器の上には同じく三菱電機製で1500形向けの断流器が積まれていました。
一般の目を引いていたのは主制御器よりもこちらのようです。
形式のプレートが読める位置にありました。
HB-7RB-2631形でしょうか。
断流器の詳細な情報はあまり出回らないので嬉しいです。
目を引く理由はこのスリットでしょう。
下から見上げてみるとなにやら白い縦長の装置が。
これが「断流」しているのでしょうか。
そしてその隣。
三菱電機製の主抵抗器!
通りかかる方は皆口々に「旧1000のだ」とおっしゃっていましたが、これは1500形チョッパの主抵抗器ですよ。
この写真内右側の小さい箱が1500形独特なので判別できます。
その奥には東洋電機製の主抵抗器もありました。
これも恐らく1500形でしょう。
これら、ずいぶんと外観が違うように見えますが、帯状の抵抗を使用する仕組みは同じです。
三菱電機製は、抵抗をソレノイド状に巻くことで距離を伸ばしています。
一方東洋電機製は、枕木方向に往復させています。
個人的に1500形チョッパは三菱電機製の方が好きなので、こうして核となる部品が廃棄されているのは少々残念です。
全廃までに電流計の動画を録っておきたいなぁ・・・
ところかわって特修工場。
記事冒頭の600形605-8の車体前面裾です。
車体更新ではスカートを2100形のものに履き替えさせているので、おそらくここに手が掛かっているんだろうなーと思って撮った1枚。
続けてカメラは自然と床下機器へ。
605-8山側床下。
そしてこれは605-5海側床下。
補助電源装置・主制御器ともにピカピカになってますね。
メーカー送りにして帰ってきたところでしょうか。
605編成は主制御器が東洋電機製RG-627-B-M形、補助電源装置が三菱電機製NC-FAT75A形と2社が併用されています。
主制御器が三菱電機製でないところにちょっと引っ掛かります。
京急は三菱電機製主制御器が嫌いなのかなぁ・・・
600形の南側には、デハ1500形M2改造のサハ1900形Tsがいました。
妻面のプレートには、
自重24.5t。
手元の資料によれば、オリジナルのサハ1900形Tsは自重25.5tだそうです。
いったい1tものダイエットをどうやって成し遂げたのでしょうか。
不思議ですね。
そしてこれが今回一番の収穫。
皆さんこれに気付きました?
TH-1500M形台車の台車枠です。
出入場検査場の1500形1700番台の向かい側・主工場内にありました。
何が嬉しいってこの
円筒案内式軸ばねの内部構造を見られたこと!
願っても一生無理だと思っていました。
奇跡と魔法のためにQBさんと契約しなくてよかったー
塵が付着しないよう、肝心の円筒にはビニールが掛けてあります。
しかし磨かれた金属の輝きはしっかり確認できます。
これが京急だけでなく、世界に誇る東海道新幹線までもが絶大な信頼を置く円筒案内式の大事な部分・・・ゴクリ。
2段重ねのうち下は、TH-1500T形の台車枠のようです。
ディスクブレーキのパッドが見られました。
1軸あたり2対あるんですね。
両側からディスクを抱く機構がそれとなくわかります。
さすがに安全に関わる部分なだけあってがっちり頑丈そうな作りです。
台車枠の上に枕ばりがセットされていたため、センターピンも確認することができました。
ダイレクトマウント式では荷重が集中しないようなので、小ぶりな直径です。
そしてその両側にあるのが摺動部分。
写真は向かってセンターピン左側です。
ここで大半の荷重を受けるそうなのですが、良く写っておらず形状を確認できません。
無念・・・
ちなみに下のTH-1500T形台車には、
何故かTH-1000T形のものと思しき枕ばりが装着されていました。
訳が分からないよ・・・
年に1度の奇蹟のカーニバル、今年もメチャクチャ楽しめました。
会場で小耳に挟んだのは、開催の是非が決まったのはかなり遅かった、という中の人の話。
厳しいスケジュールのうえ当日の雨天の中運営して頂き、感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました、また来年も楽しみにしてます。
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