京急の鉄道模型を作っているとき書くよ。
面白い床下機器を見つけたとき載せるよ。
東杏電機製造(トウキョウデンキセイゾウ)のお知らせをするよ。
最近のグリーンマックス(GM)の集電台車は、床板への固定がツメをパチンとハメ込むスナップ方式です。
このスナップ式台車、改造や走行チューンのため付け外ししていると、ツメがナメてしまう欠点があります。
ただ外れやすくなるとかなら仕方ないかなと思うんですが、車体の高さや水平が狂ってしまう大問題がありまして。
手塩に掛けたマイ車両がツメ一つで外観台無しになるストレスにいい加減耐えかねたので、耐久性を改善すべく、ビス止めに改造しました。
備忘録がてら改造方法を書き残しておきます。
このスナップ式台車、改造や走行チューンのため付け外ししていると、ツメがナメてしまう欠点があります。
ただ外れやすくなるとかなら仕方ないかなと思うんですが、車体の高さや水平が狂ってしまう大問題がありまして。
手塩に掛けたマイ車両がツメ一つで外観台無しになるストレスにいい加減耐えかねたので、耐久性を改善すべく、ビス止めに改造しました。
備忘録がてら改造方法を書き残しておきます。
まず現状(スナップ式)とビス止め改造との組立姿の比較をご覧いただきましょうか。
上:スナップ式 / 下:ビス止め改造
分解するとこんな感じです。
改造内容について。
準備を要する部品は下記2種です。
・タッピングねじ(ビス): 呼び径2, 長さ6, ナベ頭 …… 2個/1両
・ワッシャ: 呼び径M2 (DΦ5.0) …… 2個/1両
ちなみにタッピングだけではネジの締付状態が良くありません。(職業病)
仮に頭の径が大きいビスが手に入ってもワッシャを入れましょう。
また工具は、上記タッピングの下穴をあけるのにドリルを使います。
径は今回Φ1.8を使ってみました。
ひっかかりの高さ(ねじ用語)が0.1となり些かメネジ強度が心許ないのですが、床板ボスへのストレスや変形の防止が期待できます。(2敗)
床板側への改造は、台車中心のボス真ん中へ、ドリルで穴をあけます。
穴深さは6mmキッチリ掘りさげてください。
上写真の様に位置だしジグを作ると爆速で仕上がります。
っていうか、ジグか何か使って同芯ださないと真ん中からズレまくります。(n敗)
ジグはこんな風に使います。
今回はスチロール樹脂で作ってみたのですが、案外ジグのΦ1.8穴が摩耗してしまいました。
こんどΦ1.8の部分だけアクリル樹脂の様な硬い材質で作り直そうかなって思ってます。
出来上がった床板へビスとワッシャだけ締めてみるとこんなかんじ。
上述したとおり、ひっかかりの高さが低いため、ビスを強く締めすぎないよう十二分に注意です。
続いて台車側の加工です。
上が未加工の製品状態。
諸悪の根源である左右2ヶ所のツメを両側切り落とします。
こちらがカット後。
このカット加工のため、不可逆的な改造になりますことご承知おきを。
私は恨みしかないので清々しますが(
あとは組立のみ。
冒頭写真を参考に台車とワッシャをビスで締めてください。
ワッシャの遊びがなくなったら締め込み完了、それ以上締めるとボスが駄目になって床板まるごとオシャカになるので慎重に。
改造前後での車体の高さを、仕掛品の京急新1000形アルミ構体ボディで比較してみました。
左が製品状態で一度も付け外ししていない(未劣化と見做せる)個体の一例、右が今回改造した個体です。
・製品状態:6.9mm (スケール換算1035mm)
・ビス改造:7.0mm (スケール換算1050mm)
パッと見では分からない程度かと思います。
動力ユニットと並べても違和感ありませんでした。
ちなみに個体差について。
製品状態を手元の何個体(n=4)かで測ってみたところ、実測0.3mm程度の個体差が見られました。
ビス改造での個体差は実測0.1mm程度(n=7)だったので、なかなか品質良好。
現状は目立った欠点が無いと認識してます。
以上が説明ですだ。
ちなみに読者諸兄が本改造を参考にされる場合、こじっくは上手くいく責任負えませんのでご了承を。
今回はこのビス止め台車を適用して、京急1057編成の主回路更新車を作っています。
ていうかもう出来上がっているんですが、他にも記録しておきたい新規取組とかあるんで、床下うpは来週かしら。
またご覧いただけますとうれしいです。
上:スナップ式 / 下:ビス止め改造
分解するとこんな感じです。
改造内容について。
準備を要する部品は下記2種です。
・タッピングねじ(ビス): 呼び径2, 長さ6, ナベ頭 …… 2個/1両
・ワッシャ: 呼び径M2 (DΦ5.0) …… 2個/1両
ちなみにタッピングだけではネジの締付状態が良くありません。(職業病)
仮に頭の径が大きいビスが手に入ってもワッシャを入れましょう。
また工具は、上記タッピングの下穴をあけるのにドリルを使います。
径は今回Φ1.8を使ってみました。
ひっかかりの高さ(ねじ用語)が0.1となり些かメネジ強度が心許ないのですが、床板ボスへのストレスや変形の防止が期待できます。(2敗)
床板側への改造は、台車中心のボス真ん中へ、ドリルで穴をあけます。
穴深さは6mmキッチリ掘りさげてください。
上写真の様に位置だしジグを作ると爆速で仕上がります。
っていうか、ジグか何か使って同芯ださないと真ん中からズレまくります。(n敗)
ジグはこんな風に使います。
今回はスチロール樹脂で作ってみたのですが、案外ジグのΦ1.8穴が摩耗してしまいました。
こんどΦ1.8の部分だけアクリル樹脂の様な硬い材質で作り直そうかなって思ってます。
出来上がった床板へビスとワッシャだけ締めてみるとこんなかんじ。
上述したとおり、ひっかかりの高さが低いため、ビスを強く締めすぎないよう十二分に注意です。
続いて台車側の加工です。
上が未加工の製品状態。
諸悪の根源である左右2ヶ所のツメを両側切り落とします。
こちらがカット後。
このカット加工のため、不可逆的な改造になりますことご承知おきを。
私は恨みしかないので清々しますが(
あとは組立のみ。
冒頭写真を参考に台車とワッシャをビスで締めてください。
ワッシャの遊びがなくなったら締め込み完了、それ以上締めるとボスが駄目になって床板まるごとオシャカになるので慎重に。
改造前後での車体の高さを、仕掛品の京急新1000形アルミ構体ボディで比較してみました。
左が製品状態で一度も付け外ししていない(未劣化と見做せる)個体の一例、右が今回改造した個体です。
・製品状態:6.9mm (スケール換算1035mm)
・ビス改造:7.0mm (スケール換算1050mm)
パッと見では分からない程度かと思います。
動力ユニットと並べても違和感ありませんでした。
ちなみに個体差について。
製品状態を手元の何個体(n=4)かで測ってみたところ、実測0.3mm程度の個体差が見られました。
ビス改造での個体差は実測0.1mm程度(n=7)だったので、なかなか品質良好。
現状は目立った欠点が無いと認識してます。
以上が説明ですだ。
ちなみに読者諸兄が本改造を参考にされる場合、こじっくは上手くいく責任負えませんのでご了承を。
今回はこのビス止め台車を適用して、京急1057編成の主回路更新車を作っています。
ていうかもう出来上がっているんですが、他にも記録しておきたい新規取組とかあるんで、床下うpは来週かしら。
またご覧いただけますとうれしいです。
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