京急の鉄道模型を作っているとき書くよ。 面白い床下機器を見つけたとき載せるよ。 東杏電機製造(トウキョウデンキセイゾウ)のお知らせをするよ。
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トミックス製のE233系2000番台を買ってきました。
ちょっと前まで住んでいたところの最寄り駅が千代田線でして、最初1本だったところ次々増えていくのが嬉しかった思い出が強くて。


床下を弄りたい気持ちは山々なのですが、毎日乗っていたとは言えメトロの駅だったので全く床下が見れず、どこが合っててどこを直すべきなのかさっぱりです。
とりあえずTNカプラー化しておこうと思いまして、ちょっとした小ネタを効かせたので紹介しておきます。

中間連結部には台車マウント式TNカプラー#0381を使います。

手頃な値段ながら精密な外観をしており、さらに連結時のガタがない機能的にも優れたカプラーです。
特に電車は圧縮引き出し的な走り出しでは興醒めですからねw
さらにガタが無いだけ余裕を切り詰めて連結間隔を縮めることができるのも遊び心をくすぐります。

とりまDT71系台車のカプラーポケットを開けてみますと、

内部に突起が付いてますね。

TNカプラーの取扱説明書を読むと詳細が書いてあるのですが、オプションのスペーサが取り付けられる場合とダメな場合とがありまして。
スペーサを取り付けると連結間隔を片側あたり約1.0mmほど縮められるのです。
このタイプの突起が付いたカプラーポケットにスペーサは取り付けられません。

試しにスペーサ無しで組み立ててみたのですが、いまいちインパクトに欠ける連結間隔だったので、むりやりスペーサをねじ込む改造をしたいと思います。


工程その1。

カプラーの胴の付け根に付いているつば(?)を両側カットします。(写真左)
そしてスペーサを取り付け。(写真右)
カットの際にあまり切り詰めすぎるとスペーサがすっぽ抜けるので注意です。

工程その2。

緩衝スプリングを半分にカットします。
台車マウント式TNカプラーはスプリングの押出力が強すぎると脱線を招くため、力を低減させるのです。

以上2工程でも一見組み立てが可能なのですが、ちょっと問題が発生します。

丸で囲んだ箇所、連結器のツノ側の胴がカプラーポケットの入口と干渉します。
これではスプリングの緩衝機能が十分はたらきません。


そこでカプラーポケット側の干渉する辺りをカッターで面取りしてあげます。
C0.5くらいで十分かと思います。


これで組み上がり!
TNカプラーの胴の後端をスプリングの収まる溝へ入り込ませることで、カプラー全体が後退できるのです。


いかがでしょか。
しっかり1mm縮んでますね。



連結した状態で比較してみました。

左がアーノルドカプラー、真ん中がTNカプラーそのまま、右がスペーサを付けたアーノルドカプラーです。
両側のカプラーにスペーサを付けると約2mm縮みますから、目に見えて効果を実感できます。
微調整がしたければ、片側のみにスペーサを噛ませることで1mmだけ縮めることも可能です。


かゆいところに手が届く台車マウント式TNカプラー、楽しみ方は無限大です。
ぜひぜひいろいろ試してみてくださいませ、オススメです!
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