京急の鉄道模型を作っているとき書くよ。 面白い床下機器を見つけたとき載せるよ。 東杏電機製造(トウキョウデンキセイゾウ)のお知らせをするよ。
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先日親切な方から報告を頂きまして、ついにGM製京急600形の床下機器をゲットして参りました!

真ん中の主制御器のランナーは6021編成の余りがあるので不要なのですが、左のM1c用とセットで買わされてしまいました。
通常の¥300増しってどういうことよ・・・

帰宅後、ストックを漁ると床板が1枚。
役者が揃ったので、600形4次車三菱編成の浦賀方先頭車Mucを試しに作ってみましたのでご覧ください。

まずは専用品の主制御器がはまる海側を、素組の状態で実車と並べてご覧ください。

実車はわりとスペースに余裕があるように見えますね。
主制御器の出来がパーペキなので、全体の印象もしっかり再現したいものです。
とりあえず左寄りのフィルタリアクトルと細々とした配管は撤去しましょうか。
また右側のMBSA-R作用装置と補助継電器箱も主制御器との間隔を取りたいところ。


主制御器まわりを斜めがちに見てみます。
ずいぶんとMBSA-R作用装置が目立って見えますが・・・

実車ではおおきく飛び出した主制御器のヒートシンクの方が目につきます。
6021編成と同様に、取り付けの際にプラ板を噛ませて少し手前に寄せましょう。


それでは手を動かしていきます。

主制御器にくっついている2個の気圧スイッチを床下機器の座に接着し、一個一個切り離します。
また一番左のごちゃごちゃした配管は、サハ6023に転用するため撤去してあります。

それらを間隔をよく確かめながら床板に接着。

一番左に付くコックユニットは、フィルタリアクトルの左にあった気圧スイッチで代用。
また高圧ヒューズ箱と空調制御器は山側から持ってきました。


取り去ったフィルタリアクトルは、余らせても仕方ないと思ったので、裏側に仕込んでみました。
奥行きの無いGM製車両の床下に変化を付けられたでしょうか。


続いて山側に取り掛かりましょう。

ほとんどの機器は既存のもので用意できます。
しかし、真ん中に鎮座する断流器だけは特別に作らねばならないようです。

コンパクトな箱で、左側がメッシュになっているところが特徴的です。
1~3次車の断流器や継電器箱で誤魔化すのは流石にNGですね。

といってもスクラッチはできないので、こう↓しました。

まず断流器と継電器箱を、それぞれ継ぎ目のあるところでカット。
断面を整えて両者を接着すると・・・

こんな感じのものが出来上がりました。
これを断流器ということにします。
なかなかそれっぽく見えると私は思うのですがいかがでしょうか。

この後それぞれの機器を切り離し、並べ替えて出来上がったのがこちら。

コンプレッサーとアフタークーラーはM2c用床下機器から拝借、その左のコンプレッサー接触器は継電器箱の切れ端を使いました。
コンプレッサーを小型な形式で代用しているため、車体の窓割に合わせてそれらを配置しようとすると妙にスカスカになってしまいます。
今回は適当に機器同士の間隔を詰めて、印象がそれらしく見えるようデフォルメしてみました。


Mucと宣言して作って参りましたが、実は品川方先頭車Mscもほぼ違いがありません。
製品が発売され入手したらもう1つ同じものを作ることになります。

床板のストックがあれば今回同時に作れたのに・・・
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