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京急の鉄道模型を作っているとき書くよ。 面白い床下機器を見つけたとき載せるよ。 東杏電機製造(トウキョウデンキセイゾウ)のお知らせをするよ。
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年に1回の大祭に今年も馳せ参じて参りました。

京急ファインテックの久里浜工場一般公開です!

今年もさまざまな催しがあったそうです。
・・・あんまり見てませんが(

というのも、今年は見学エリアが車輌の至近まで寄れるようになっており、夢中で床下をprprしておるうちに日が暮れていたみたいな。
この神対応のお陰で日頃から気になっていたところをガッツリ観察することが出来ちゃいました。
それは”床下機器の艤装”について。


電車の床下機器は種類ごとそれぞれに専門のメーカーがあり、たくさんの機器メーカーから持ち寄られたものを車輌メーカーが構体の下に配置して、1両の電車が作られていきます。
そんな機器を付ける作業を「艤装」なんて呼ぶんですが、3DソリッドモデルでNゲージの床下機器の奥行きを計算してるうちにどうなってるのかなーって気になっちゃって。
今年の京急ファミリーフェスタでは、アルミ製構体車輌の艤装周りを中心に写真撮りまくってきましたので、成果をちょっとだけご紹介してみますね。


新1000形 M1形 デハ1045号車 山側

まずアルミ構体への艤装の基本として、台枠裏面にある溝を見ておかねばなりませぬ。

構体を下から見上げたところの写真です。
手前の車体裾(側梁?)から一段くぼんだところに、向かって左右方向・レール方向に長いカーテンレールのような溝が付いているのが分かるかと思います。
これがマウンティングレールと呼ばれるもので、この溝を使って床下機器を吊るのです。
アルミ製構体はトコロテン式に成型される大形押出型材を組み合わせて作られるので、「トコロテンの型」にマウンティングレールを予め彫っておいて、機器艤装に掛かる手間を減らしているワケです。


浦賀方の 第1台車ちかくにあるGS(接地スイッチ)とその奥の様子。
接地スイッチは取付足がマウンティングレールのピッチに合わせて筐体が作られているのが分かります。
また複雑に張り巡らされた配線や配管も、マウンティングレールに取り付けた各種形状のアダプタで固定されているものがほとんどのようですね。


右側に見切れているのが先ほども写ってたGS、左側がMS(主スイッチ)です。
主スイッチは薄っぺらいカタチなので、四つ足のアダプタを介して構体のマウンティングレールに艤装されています。(奥に足がもう2本あります)


右下に見切れているのはVVVFインバータ装置・SIEMENS製G1450 D1130/480 M5-1形で、品川向の妻面付近を写しています。
このVVVF装置は1台850kgあるんですが、これもアダプタを介してマウンティングレール吊りです。
私は車輌メーカーさんじゃないのでどうやって計算しているのかさっぱりなのですが、結構重たいモノでもボルト位置を増やせば吊れちゃうみたいですよ。


山側から海側の機器を見通しています、左からARB(補助継電器箱), MBSA作用装置, BCB(ブレーキ受信装置)です。
機器配置を考える上での基本として車輌側面からのアクセス性を優先しますので、車体中央は基本触らない配管が埋め尽くすカタチになります。
ていうか裏から見たMBSA作用装置ちゃんかわいいですねハァハァ


新1000形 Tp形 デハ1042号車 海側


海側から見たARBで、ちょうど一個上の写真を反対側から見たようなイメージですね。
その右は排気扇用インバータ箱です。
直接マウンティングレールに吊られてるARBに対して、排気扇用インバータ箱はアダプタを介して吊られてますね。
それぞれどんな経緯があったのか、想像して楽しむのも床下鉄の醍醐味だと思います。


1500形 M1c形 デハ1533号車 山側


東洋電機製造製L-3037-A形FL(フィルタリアクトル)です。
この車輌は界磁チョッパ制御車として落成しているので、このでっかいFLは主回路装置改造によって取り付けられた機器ということですね。
ブ厚い磁束遮蔽板と台枠との間を見ると、これもマウンティングレールによって至極普通に吊られていることが分かります。
製造時には全く想定していない形状の機器が、この様に違和感なく艤装できてしまうところが、アルミ構体の素晴らしい点の一つだと私は思います。


FLの浦賀寄り隣が、RG694-A-M形VVVFインバータ装置です。
遮蔽板に微妙に隠れちゃってて見にくいんですが、薄いアダプタを噛ませてインバータ装置と台枠との取付穴ピッチ差をクリアしています。
VVVFインバータ装置は筐体の設計に相当気を遣っていると聞きますから、恐らく専用の取付足を持ったものは新規設計したくない思惑があったのでしょう。


ブレーキ受信装置です。
銘板がありがちな「BCB」ではなく「BOB」になってるのはなんでなんでしょうね、気になります。
台枠の裏面には所々にツナギ箱的なものが飛び出してまして、マウンティングレールが途切れていたりします。
避けるように伸ばした取付足の形状を見るとガニ股みたいで愉快です。



といった感じの写真をたーくさん撮ってきました。
床下写真フォルダがまた潤います、やったね!
このモチベーションを糧にして鉄道模型なんかも更にモリモリ作っちゃいます!

鉄道模型と言えば、今年はガチ・ダイヤ運転のRFCが親子連れ限定になっちゃって見れなくなっちゃいましたね。
個人的に応援してたので、せっかく京急をテーマにしてくれたのに残念です。
来年こそは見れるようにならないかなぁと期待してしまうのですが、激しすぎる混雑とは相性悪い催しなだけに難しそうだなーとも想像します。

とはいえ、トータルとして滅茶苦茶楽しい1日を過ごさせて頂いたので満足です。
普段の沿線からではなく、虎ロープ越しに間近で機器に向かうことができるのは、新たな発見が多く貴重な体験でした。
一般公開イベントを開いて頂いた京急グループさんには感謝してもしきれません、本当にありがとうございました。
また来年も、車輌そして床下機器に会えることを楽しみに開催を期待しています。

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