京急の鉄道模型を作っているとき書くよ。
面白い床下機器を見つけたとき載せるよ。
東杏電機製造(トウキョウデンキセイゾウ)のお知らせをするよ。
今年も真夏日が続く季節になって参りました。
昨秋から導入したエアブラシはどうしても窓全開で使いたいのですが、冷房つけると冷気が逃げるのがどうにも悩ましい週末です。
今週末は何を塗ったかといいますとこちら。
ソリッドモデルつくって3Dプリンタで出力したNC-WAT150B形SIV(静止型インバータ)です。
昨秋から導入したエアブラシはどうしても窓全開で使いたいのですが、冷房つけると冷気が逃げるのがどうにも悩ましい週末です。
今週末は何を塗ったかといいますとこちら。
ソリッドモデルつくって3Dプリンタで出力したNC-WAT150B形SIV(静止型インバータ)です。
定格出力75kVAのインバータを2群搭載する大柄な筐体で、600形4連のTp形へ艤装されているSIVです。
6081編成のNC-WAT150A形をベースに冗長性を持たせた、三菱電機製の兄弟形式といったところでしょうか。
ひときわ大きなヒートシンク2個が目を引きます。
実は過去にもNC-WAT150B形を3Dプリンタに頼らずに作ったことがありまして。
出来は上々だったのですが、223系1000番台のモハ1両を犠牲に要するなかなかハイコストな工法でして、ちょっと作りにくい感じでした。
ソリッドモデルはNC-WAT150C形の改造です。
横に伸ばしたり。縮めたり。線対称にしたり。
届きましたー&塗りましたー の図。
ヒートシンクを別パーツとしているのは私の標準設計です。
細かい網目を潰さないよう、細心の注意で吹き付けを別途おこなうため。
関連する機器として右側にはでっかいIVT(静止型インバータ変圧器)、左側にはIVHB(静止型インバータ高速度遮断器)、IVS(静止型インバータ総括スイッチ)などなど。
ついでにランナーはさんで下段ではML-2-223B形CB(断流器)も作っておきました。
600形4次車の三菱電機製VVVFインバータ装置・15V61形に附属する機器で、6531編成や過去の6511編成がNC-WAT150B形SIVと共に艤装してました。
これ、天地方向が非常に小さいうえメッシュが特徴的で、模型で作るのめっちゃ難しかったんです。
車体への艤装がもう待ちきれません。
宅配便でグリーンマックスの新製品が届いたら速攻組立です!
Tp形のまずは山側。
SIVが中央にどかっと鎮座します。
見よ!この立体感!!
編成の都合上モーター車にしているのですが、ヒートシンクの寸法は忠実にスケールダウンできてます。
そして各点検カバーの取っ手や銘板の凸モールドが精密で堪りませんぬー!!
続いて海側です。
IVTも大きいですなー。
こちらも奥行きにこだわっておりまして、結構奥まっている艤装位置をしっかり再現しております。
跨線橋やホームの隙間から見下ろした感じの視点。
こんな風にちょっと奥まってるんですよー
ML-2-223B形CBは6088号車に付けてみました。
このコンパクトさが素晴らしい!
既存のパーツの切り継ぎで作っていた従来と比べてプロポーションがグッと良くなります。
溢れんばかりの600形4次車オーラ。
メッシュを細かくしすぎたみたいで何箇所も埋まっちゃってるっぽいですね。
次回作に向けた課題としましょう。
私は厳密に寸法を求めてからソリッドモデルを設計していくので、どうしても機器1個ずつのまたーりモデリングになっちゃいます。
時間はかかりますが、出来上がった機器が塗り上がりとそれを艤装したときのぞくぞくする感激は筆舌に尽くしがたいものがあります。
実車の床下機器の設計さんに思いを馳せつつ、今度は何を作ろうかなと思いを巡らす週末の夜です。。。
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