京急の鉄道模型を作っているとき書くよ。
面白い床下機器を見つけたとき載せるよ。
東杏電機製造(トウキョウデンキセイゾウ)のお知らせをするよ。
今晩の京急線では先日落成した1325編成の高速試運転が行われたそうです。
1313編成と1319編成のそれも記憶に新しく、なにやら車両運用に変わった風が流れているような。
そんなまだ珍しさを感じる新1000形6連ですが、おなじみグリーンマックスよりステンレス車のバリエーションとして発売になっております。
割と人気のようで、製品出荷後さいしょの週末時点で既に売り切れが相次いでいました。
編成形態はこれまでよく言われていた「4連へサハ2両を組込可能」をそのまま実現したカタチです。
そのサハについては従来の新1000形ステンレス車にない機器配置をとっており、床下弄りが楽しめそうです。
1313編成と1319編成のそれも記憶に新しく、なにやら車両運用に変わった風が流れているような。
そんなまだ珍しさを感じる新1000形6連ですが、おなじみグリーンマックスよりステンレス車のバリエーションとして発売になっております。
割と人気のようで、製品出荷後さいしょの週末時点で既に売り切れが相次いでいました。
編成形態はこれまでよく言われていた「4連へサハ2両を組込可能」をそのまま実現したカタチです。
そのサハについては従来の新1000形ステンレス車にない機器配置をとっており、床下弄りが楽しめそうです。
まずは私が気になった本製品の特徴など紹介してみます。
冒頭写真にありますとおり、車番が1301編成で印刷済となっています。
これはプロトタイプを特定編成に絞らないモデルにおいて、2100形機器更新車に続いて2例目です。
完全な素の状態でナンバーを確認でき、スナップしながら気軽さを感じます。
車体側面の標記は赤印刷をくり抜いて(?)表現。
地の銀塗装が文字色となるわけです。
実車はグレーの切り抜き文字ステッカですが、Nゲージ模型としてはこの表現で十分でしょう。
ただしナンバーを張り替えたいとなるとちょっと難しくなります。
文字を消すには上から赤で塗り潰すしかないので、調色を試みたところでエアブラシが無いと厳しそう・・・
このほか、アーノルドカプラーの成型色が従来のダークグレーから床下機器に揃ったグレーへと変更になっているのに気付きました。
じゃらじゃら・・・
それでは本題。
床下の話をしますさせてください。
ステンレス車4連は両先頭のM2uc,M2sc車に補機類をすべて搭載してしまったため、6連化に際して追加されるサハにはこれといって搭載すべき目立つ機器はありません。
ですので似た事情を持つ8連のM2s車と同様、ブレーキ関連と低圧回路箱のみの身軽な下回りとなります。
今回のGM製品では8連サハ用床下機器(刻印4114C)がコンプレッサーを切除したうえで取り付けられており、特に手を加えずとも軽快な印象です。
上が海側、下が山側。
Tu車とTs車で床下の区別はつけられていませんでしたので一度に撮影。
実はこの状態、Tsではなかなか正解に近い機器構成なのです。
海側の3箱と山側の3箱プラス3タンク、このうち山側左寄の小箱を除くと機器の搭載内容はまるっきり同じです。
配置は山側を中心に若干見直されているので、簡単な並べ替えで実車を再現することが出来ます。
ではTu車はどうでしょう。
実車海側を見てみますと、
南側からタンク、箱、車上子、そして補助継電器箱。
以前の記事でちょっと触れた元空気タンクと自動戸閉切放装置(ADL)です。
これら特徴的な装備が新1000形6連を再現するうえで一つのハイライトになるのではないでしょうか。
元空気タンクはそれらしい大きさのものをストックから拝借するとして、問題はADL箱です。
上下方向が小さく横長、また車体と機器箱の間がシースルーな点も見逃せません。
京急600形キットにTu車用として付いてくる謎の床下機器パーツからこんな風に切り出してみました。
脚は大量に余っている新1000形アルミ車用の補助継電器箱の裏面を利用し別付け。
こうして床板に接着すればシースルーが期待できるという算段です。
梅屋敷駅接近と発車を検知するADL車上子は銀河モデルのATS地上子を試してみました。
説明書に従って海側に寄るように取り付けます。
現在は上り線の高架化が完了し見られなくなってしまいましたが、上下線ともレール間海寄に地上子が設置されていました。
下り線も高架化が迫っているようで確認できるのもあと僅かの間かもしれません。
まずは2つだけ接着を済ませレールに載せてみました。
地上子パーツの繊細さが際立ちます。
こうして見るとADL箱は裏面も簡単に作っておいた方が良かったかもしれませんね。
こんな感じで完成したサハ2両をいつもの感じでサイドビューします。
Tu サハ1303
まばらに機器箱がぶら下がっています。
光源の位置が悪く車体中心のタンクが見えづらくてすいません・・・
車体中央の元空気タンクはADL箱と同じランナーのタンクを使用しました。
山側は接地スイッチが台車から遠い位置となり、これまでの京急車に見られない配置になりました。
Ts サハ1304
見るからに軽そうです。
アイレベルを下げてレール面と車体の隙間から向こう側を覗く新しい遊びを開拓できそう。
南寄に枕木方向へ取り付けられているのは供給空気タンク、山側北寄に見えるのが戸閉空気タンクです。
それぞれ元の床下機器に付いている大きいタンクと中くらいのタンクの移設で再現できます。
余った小さいタンクは戸閉空気タンクの奥に隠れて並んでいますので、それらしい場所につけてあげましょう。
'12.04.28 23:16 追記
床板を裏返しに撮った写真があったので少々見苦しいですが追加してみます。
それぞれ左が南側です。
最後に先頭車について少々。
ドア鴨居部にLCDが搭載された編成のM2sc車には、行先表示制御器なる箱が追加されています。
いちばん右の細身な箱がそれ。
従来からの機器も間隔を詰めて艤装されており、台車と干渉しないようになっています。
LCD未搭載の銀千4連の編成はM2uc車と機器配置が同一だったので、作り分けのポイントが増えました。
M2uc デハ1301
M2sc デハ1306
目一杯機器が詰め込まれていて、これも一つの京急車らしさかなと思います。
行先表示制御器は6連のほか4連のLCD搭載編成にもありますから、是非再現してみてはいかがでしょうか。
冒頭写真にありますとおり、車番が1301編成で印刷済となっています。
これはプロトタイプを特定編成に絞らないモデルにおいて、2100形機器更新車に続いて2例目です。
完全な素の状態でナンバーを確認でき、スナップしながら気軽さを感じます。
車体側面の標記は赤印刷をくり抜いて(?)表現。
地の銀塗装が文字色となるわけです。
実車はグレーの切り抜き文字ステッカですが、Nゲージ模型としてはこの表現で十分でしょう。
ただしナンバーを張り替えたいとなるとちょっと難しくなります。
文字を消すには上から赤で塗り潰すしかないので、調色を試みたところでエアブラシが無いと厳しそう・・・
このほか、アーノルドカプラーの成型色が従来のダークグレーから床下機器に揃ったグレーへと変更になっているのに気付きました。
じゃらじゃら・・・
それでは本題。
床下の話をしますさせてください。
ステンレス車4連は両先頭のM2uc,M2sc車に補機類をすべて搭載してしまったため、6連化に際して追加されるサハにはこれといって搭載すべき目立つ機器はありません。
ですので似た事情を持つ8連のM2s車と同様、ブレーキ関連と低圧回路箱のみの身軽な下回りとなります。
今回のGM製品では8連サハ用床下機器(刻印4114C)がコンプレッサーを切除したうえで取り付けられており、特に手を加えずとも軽快な印象です。
上が海側、下が山側。
Tu車とTs車で床下の区別はつけられていませんでしたので一度に撮影。
実はこの状態、Tsではなかなか正解に近い機器構成なのです。
海側の3箱と山側の3箱プラス3タンク、このうち山側左寄の小箱を除くと機器の搭載内容はまるっきり同じです。
配置は山側を中心に若干見直されているので、簡単な並べ替えで実車を再現することが出来ます。
ではTu車はどうでしょう。
実車海側を見てみますと、
南側からタンク、箱、車上子、そして補助継電器箱。
以前の記事でちょっと触れた元空気タンクと自動戸閉切放装置(ADL)です。
これら特徴的な装備が新1000形6連を再現するうえで一つのハイライトになるのではないでしょうか。
元空気タンクはそれらしい大きさのものをストックから拝借するとして、問題はADL箱です。
上下方向が小さく横長、また車体と機器箱の間がシースルーな点も見逃せません。
京急600形キットにTu車用として付いてくる謎の床下機器パーツからこんな風に切り出してみました。
脚は大量に余っている新1000形アルミ車用の補助継電器箱の裏面を利用し別付け。
こうして床板に接着すればシースルーが期待できるという算段です。
梅屋敷駅接近と発車を検知するADL車上子は銀河モデルのATS地上子を試してみました。
説明書に従って海側に寄るように取り付けます。
現在は上り線の高架化が完了し見られなくなってしまいましたが、上下線ともレール間海寄に地上子が設置されていました。
下り線も高架化が迫っているようで確認できるのもあと僅かの間かもしれません。
まずは2つだけ接着を済ませレールに載せてみました。
地上子パーツの繊細さが際立ちます。
こうして見るとADL箱は裏面も簡単に作っておいた方が良かったかもしれませんね。
こんな感じで完成したサハ2両をいつもの感じでサイドビューします。
Tu サハ1303
まばらに機器箱がぶら下がっています。
光源の位置が悪く車体中心のタンクが見えづらくてすいません・・・
車体中央の元空気タンクはADL箱と同じランナーのタンクを使用しました。
山側は接地スイッチが台車から遠い位置となり、これまでの京急車に見られない配置になりました。
Ts サハ1304
見るからに軽そうです。
アイレベルを下げてレール面と車体の隙間から向こう側を覗く新しい遊びを開拓できそう。
南寄に枕木方向へ取り付けられているのは供給空気タンク、山側北寄に見えるのが戸閉空気タンクです。
それぞれ元の床下機器に付いている大きいタンクと中くらいのタンクの移設で再現できます。
余った小さいタンクは戸閉空気タンクの奥に隠れて並んでいますので、それらしい場所につけてあげましょう。
'12.04.28 23:16 追記
床板を裏返しに撮った写真があったので少々見苦しいですが追加してみます。
それぞれ左が南側です。
最後に先頭車について少々。
ドア鴨居部にLCDが搭載された編成のM2sc車には、行先表示制御器なる箱が追加されています。
いちばん右の細身な箱がそれ。
従来からの機器も間隔を詰めて艤装されており、台車と干渉しないようになっています。
LCD未搭載の銀千4連の編成はM2uc車と機器配置が同一だったので、作り分けのポイントが増えました。
M2uc デハ1301
M2sc デハ1306
目一杯機器が詰め込まれていて、これも一つの京急車らしさかなと思います。
行先表示制御器は6連のほか4連のLCD搭載編成にもありますから、是非再現してみてはいかがでしょうか。
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