京急の鉄道模型を作っているとき書くよ。
面白い床下機器を見つけたとき載せるよ。
東杏電機製造(トウキョウデンキセイゾウ)のお知らせをするよ。
京急の車両は落成の度にと言って良いほど頻繁に設計変更され、形態分類は多岐にわたります。
その中でも特に少数派で、1形態1本の存在が600形6081編成です。
600形の製造年次区分で言うと4次車にあたり、車体では窓割りやパンタグラフなどにその特徴を見ることができます。
しかし最大の注目ポイントは電装品。
1C4Mの主制御器2台と補助電源装置1系統1台からなる4両ユニットを2つ連ねており、かつメーカーが前後ユニットで異なっています。
もともと1編成のみの存在であるうえ、編成内の車両それぞれが唯一無二の形態を持っているのです。
以前より模型製作的にこれほど面白い編成はなかなか無いんじゃないかと思っていましたが、衝動買い運良くベースとなるキットを入手する機会があったのでチャレンジしてみました。
その中でも特に少数派で、1形態1本の存在が600形6081編成です。
600形の製造年次区分で言うと4次車にあたり、車体では窓割りやパンタグラフなどにその特徴を見ることができます。
しかし最大の注目ポイントは電装品。
1C4Mの主制御器2台と補助電源装置1系統1台からなる4両ユニットを2つ連ねており、かつメーカーが前後ユニットで異なっています。
もともと1編成のみの存在であるうえ、編成内の車両それぞれが唯一無二の形態を持っているのです。
以前より模型製作的にこれほど面白い編成はなかなか無いんじゃないかと思っていましたが、
6081編成の特異性は8両それぞれが別形態であるだけにとどまらず、搭載する機器もまた世界でこれ1台だけなんじゃないかと思うほど珍しく特徴的なものばかり。
当然製品化されていませんので、いくつかのパーツを組み合わせてそれっぽく作っていきます。
まずは3両目のTp1が搭載する東洋電機製造製の静止型インバータ装置SVH170-4009A形から。
少し右よりの3連ヒートシンクかごが目に付きます。
これを斜め方向から見ると、
このように少し出っ張っており、単純に横に並べるように作っては面白くありません。
組み合わせたパーツは600形1~3次車の東洋製SVH85-461-AM形SIVと京急新1000形ステンレス車の東洋製RG-694-B-M形VVVFインバータ装置。
SVH85-461-AMは2台分使用します。
6081編成を完成させるだけの600形M2c用床下機器を買い集めていれば十分余りが発生するでしょう。
ヒートシンクかごはプラ板をベースとして設置しますが、その際左右の機器より少し奥まらせるとより実感的です。
続いては同じTp1の7号車。
同じく静止型インバータ装置ですが、こちらは三菱電機製のNC-WAT150A形を搭載しています。
3つ並んだ台形断面のヒートシンクかごが編成内でもひときわ目立ちます。
ちなみに京急2100形のSIVに外観がよく似ていますが、出力する三相交流の電圧が600形の本形式は200V、2100形のNC-WAT150C形は440Vと、内部的には異なっています。
断面形状やディディールで言えば同じ600形4次車の4連が搭載するNC-WAT150B形(画像)が合致しそうですが、横幅が広すぎます。
よって今回は東洋製RG-656-A-M形VVVFインバータ装置のヒートシンクをベースに、下図のような加工を施すことにしました。
まずはヒートシンクかごを1個ずつ切り離し、上面に適当な厚のプラ板を接着。
最後に間隔を切り詰めて接着します。
上にプラ片が載るだけでずいぶん面長になります。
接着した際の継ぎ目は消さない方が良いでしょう。
ヒートシンクの左右はプラ板やNC-EAT150A形SIVなどから切り取って持ってきました。
スケール的には少々小振りになってしまいましたが、右側をもう少し工夫すればもっと正確に作れるかもしれません。
さて、SIVの反対側面、Tp1海側にあるのが変圧器です。
7号車が搭載する三菱製変圧器もSIVに劣らぬなかなかの曲者なのです。
トランスか何かの冷却のためか、左側に縦6列のスリットがびっしり入っています。
この作りは珍しいものではありませんが、なるべく手持ちのジャンクパーツによる表現で済ませたいと思います。
結果、600形1~3次車用三菱製断流器アークシュート部と新1000形アルミ車のNC-EAT150A形SIVが選ばれました。
上下左右ともちょっと大きめになってしまいましたが、現状これに勝る表現が思い付かないため妥協します。
搭載状態です。
もう少し天地寸法を削ることができるかもしれませんが、縦横比が狂ってしまいそうでガマン・・・
2号車および6号車に連結されるTは蓄電池を搭載しますが、京急の他形式には見られない横長の筐体に収まっています。
以前のような切り継ぎは面倒なためGMストアーで探したところ、ちょうど良いものが見つかりました。
左下の横長のものが蓄電池箱。
そのままでは天地寸法が0.5mmほど高かったため、切り取ったのち足を削ります。
下辺の蝶番の表現が控えめながら良好で気に入ってます。
最後に今回私が初めてまともに使う東洋製RG-656-A-M形VVVFインバータ装置パーツ。
装置がやや小振りなため、ベース部分を使用する際にはみ出す部分を削っておきます。
またt0.5プラ板を挟んで接着し、手前に引き出してより目立たせてみるなど。
なお車体に固定の際、三菱製15V61形VVVFインバータ装置とは前後方向の搭載位置が若干異なっているので注意です。
上画像の東洋製は北寄ギリギリ、下の三菱製は少し余裕を持って搭載されています。
機器の質量や重心が両者で異なり、車両のバランスを合わせようとした結果でしょうか。
重箱の隅をゴムべらでなぞる勢いで再現してまいります。
次回は1両ずつ完成した姿をお見せできればと。。。
当然製品化されていませんので、いくつかのパーツを組み合わせてそれっぽく作っていきます。
まずは3両目のTp1が搭載する東洋電機製造製の静止型インバータ装置SVH170-4009A形から。
少し右よりの3連ヒートシンクかごが目に付きます。
これを斜め方向から見ると、
このように少し出っ張っており、単純に横に並べるように作っては面白くありません。
組み合わせたパーツは600形1~3次車の東洋製SVH85-461-AM形SIVと京急新1000形ステンレス車の東洋製RG-694-B-M形VVVFインバータ装置。
SVH85-461-AMは2台分使用します。
6081編成を完成させるだけの600形M2c用床下機器を買い集めていれば十分余りが発生するでしょう。
ヒートシンクかごはプラ板をベースとして設置しますが、その際左右の機器より少し奥まらせるとより実感的です。
続いては同じTp1の7号車。
同じく静止型インバータ装置ですが、こちらは三菱電機製のNC-WAT150A形を搭載しています。
3つ並んだ台形断面のヒートシンクかごが編成内でもひときわ目立ちます。
ちなみに京急2100形のSIVに外観がよく似ていますが、出力する三相交流の電圧が600形の本形式は200V、2100形のNC-WAT150C形は440Vと、内部的には異なっています。
断面形状やディディールで言えば同じ600形4次車の4連が搭載するNC-WAT150B形(画像)が合致しそうですが、横幅が広すぎます。
よって今回は東洋製RG-656-A-M形VVVFインバータ装置のヒートシンクをベースに、下図のような加工を施すことにしました。
まずはヒートシンクかごを1個ずつ切り離し、上面に適当な厚のプラ板を接着。
最後に間隔を切り詰めて接着します。
上にプラ片が載るだけでずいぶん面長になります。
接着した際の継ぎ目は消さない方が良いでしょう。
ヒートシンクの左右はプラ板やNC-EAT150A形SIVなどから切り取って持ってきました。
スケール的には少々小振りになってしまいましたが、右側をもう少し工夫すればもっと正確に作れるかもしれません。
さて、SIVの反対側面、Tp1海側にあるのが変圧器です。
7号車が搭載する三菱製変圧器もSIVに劣らぬなかなかの曲者なのです。
トランスか何かの冷却のためか、左側に縦6列のスリットがびっしり入っています。
この作りは珍しいものではありませんが、なるべく手持ちのジャンクパーツによる表現で済ませたいと思います。
結果、600形1~3次車用三菱製断流器アークシュート部と新1000形アルミ車のNC-EAT150A形SIVが選ばれました。
上下左右ともちょっと大きめになってしまいましたが、現状これに勝る表現が思い付かないため妥協します。
搭載状態です。
もう少し天地寸法を削ることができるかもしれませんが、縦横比が狂ってしまいそうでガマン・・・
2号車および6号車に連結されるTは蓄電池を搭載しますが、京急の他形式には見られない横長の筐体に収まっています。
以前のような切り継ぎは面倒なためGMストアーで探したところ、ちょうど良いものが見つかりました。
左下の横長のものが蓄電池箱。
そのままでは天地寸法が0.5mmほど高かったため、切り取ったのち足を削ります。
下辺の蝶番の表現が控えめながら良好で気に入ってます。
最後に今回私が初めてまともに使う東洋製RG-656-A-M形VVVFインバータ装置パーツ。
装置がやや小振りなため、ベース部分を使用する際にはみ出す部分を削っておきます。
またt0.5プラ板を挟んで接着し、手前に引き出してより目立たせてみるなど。
なお車体に固定の際、三菱製15V61形VVVFインバータ装置とは前後方向の搭載位置が若干異なっているので注意です。
上画像の東洋製は北寄ギリギリ、下の三菱製は少し余裕を持って搭載されています。
機器の質量や重心が両者で異なり、車両のバランスを合わせようとした結果でしょうか。
重箱の隅をゴムべらでなぞる勢いで再現してまいります。
次回は1両ずつ完成した姿をお見せできればと。。。
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Re:はじめまして。
ご覧いただきありがとうございます。
GM製2100形のTp車は割と多くの方々を悩ませているようですね。
今回の作例は満足すべき出来と思う反面不満な点もいくつか残っておりまして、今後2100形を増備する機会があればさらに別の表現を研究してみたいところです。
こんな感じのgdgdなブログですが今後ともよろしくお願いします。
GM製2100形のTp車は割と多くの方々を悩ませているようですね。
今回の作例は満足すべき出来と思う反面不満な点もいくつか残っておりまして、今後2100形を増備する機会があればさらに別の表現を研究してみたいところです。
こんな感じのgdgdなブログですが今後ともよろしくお願いします。
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