京急の鉄道模型を作っているとき書くよ。 面白い床下機器を見つけたとき載せるよ。 東杏電機製造(トウキョウデンキセイゾウ)のお知らせをするよ。
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京急ファミリー鉄道フェスタ、今年も開催されるそうですね(ソース)。
2010年の車両部品販売で、私の最大の戦利品は6021編成のクロスシートでした。

今この文を打っている時も座っています。

6021編成のロングシート化出場は2010年2月、同時に車体更新も行われ車内外とも新しい装いとなりました。
未更新の状態を再現するため、そして私のシートが現役だった姿をそれとなく残すため、模型にもクロスシートを取り付けてみました。


用意したのはGM完成品に取り付けられているクロスシートの分売品。
色が近い濃赤色のものを使用します。

京急600形のうち1~3次車は配置がボックス状でした。
そのままではシートピッチが合わないため、まず写真のように一個一個を分離します。

車端部に幅の広い箇所がありますが、ここも使えるため断面をしっかり処理。

クロスシート1本で、600形1両分が用意できます。

扉間をフルで再現する場合、左向き・右向き・両向きを各4個ずつ用意します(作例では車端を省略しました)。
切断や断面処理はカッターでできるので簡単です。


床板にはシート取り付けの前にちょっと加工をします。
側面の縁にあるベロのうち、写真下のように4箇所を一部切り取ります。
側窓から車内を覗いたとき、見通しが良くなるのです。


いよいよクロスシートの接着。
ABS用接着剤を使用します。
位置決めはベロおよび床板側面の窪みを元に行いました。


片側のみの施工ですが、車体と並べてみたところです。
最も効果的な窓中央のシートは、ちょうど窓のピラーと重なる位置に置かれます。
その前後はぶっちゃけあまり目立たないので、省略してもいいかもしれません。


先頭車では車いすスペースがあるため、そのぶん必要数が1個減ります。

動力ユニットにも取り付けを試みてみました。

付随車7両分のあまりが出るので、図のように切り刻んでいきます。
必要数は右端のごく小さい片が8個、その1段階左の工程のものが4個です。


接着剤がはみ出さぬよう注意しながら貼り付けます。
正直なところ効果はいまひとつでしたが、1両だけシートが見えないことに違和感を感じたときは試してみてもいいかもです。



全車施工し終わりました。
床板でも8両分並ぶとなかなか壮観なものです。


覗き込むとこう見えます。
側面にまっすぐ向かって見るとピラーに隠れてしまうのですが、この角度のように斜めからではしっかり確認することが出来ました。
この中に私のシートがあると思うとつい嬉しくなってしまいます。
果たして編成の姿ではどれほどアピールしてくれるか楽しみです。
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