京急の鉄道模型を作っているとき書くよ。
面白い床下機器を見つけたとき載せるよ。
東杏電機製造(トウキョウデンキセイゾウ)のお知らせをするよ。
さいきんサハ1900のTu形に取付られていたレール塗油器に関する動きが多いように感じられます。
一つは半年ほど前の2022年8月に、台車取付の横梁に点検されたような跡がついていたこと。
そして直近、2023年の1月頭に、サハ1913号車(1731編成3号車)が塗油器に係る主要な台車取付品を撤去されて運用していること。
こんな姿初めて見ましたわ~
塗油器類の取付は、最近まで1700形8連3号車(Tu形)の専売特許でした。
2020年3月からは新1000形の6連に新設計のフランジ塗油器が取付され始め、2系列で併用されている現状です。
とは言え1500形は廃車が進行中であり、且つ上記の通り撤去の動きも見られることから、現状は長く続かないでしょう。
てなわけで、現時点での塗油器類の取付状況について備忘録的にまとめておきます。
一つは半年ほど前の2022年8月に、台車取付の横梁に点検されたような跡がついていたこと。
そして直近、2023年の1月頭に、サハ1913号車(1731編成3号車)が塗油器に係る主要な台車取付品を撤去されて運用していること。
こんな姿初めて見ましたわ~
塗油器類の取付は、最近まで1700形8連3号車(Tu形)の専売特許でした。
2020年3月からは新1000形の6連に新設計のフランジ塗油器が取付され始め、2系列で併用されている現状です。
とは言え1500形は廃車が進行中であり、且つ上記の通り撤去の動きも見られることから、現状は長く続かないでしょう。
てなわけで、現時点での塗油器類の取付状況について備忘録的にまとめておきます。
◆ サハ1900形取付 レール塗油器
1500形1700番台(1700形)の編成に連結される、サハ1900形のTu形が取り付けています。
潤滑は、台車ばね下に追加したノズルからレールへ直接グリスを噴射する方式です。
またグリースのタンクと制御箱は、ノズルを取り付ける車両の山側床下中央台枠に艤装されています。
銘板には「東横車輌電設工業株式会社」との標記。
下記新1000形の改造にも関与している、現東急テクノシステムで設計製作されたのでしょう。
本方式の取付車号と経過及び現状を下表にまとめます。
取付車号 (Tu形) |
組込編成 | 取付年月 | 用途終了 | 現状 2023.01時点 |
サハ1907 | 1719 | 1999.08 | 未 | ○運用中 |
サハ1909 | 1725 | 1999.09 | 未 | ○運用中 |
サハ1913 | 1731 | 1999.12 | 2022.12? | △ノズル取外 |
サハ1919 | 1701 | 1999.02 | 2013.09 | ×事故廃車済 |
サハ1921 | 1707 | 1999.02 | 未 | ○運用中 |
サハ1923 | 1713 | 1999.03 | 未 | ○運用中 |
◆ サハ1000形取付 フランジ塗油器
新1000形6両編成(6V)に連結される、サハ1000形のTu1形が取り付けています。
構造はサハ1900形と異なり、台車枠に取り付けたノズルから第2・3軸の車輪フランジへグリスを噴射し、レールへ転写して潤滑効果を得る方式です。
タンクと制御箱は、山側床下中央台枠の各台車近傍へ1ユニットずつ計2ユニット取り付けています。
車両の進行方向及び曲線の旋回方向を判定し、4ヶ所のノズルを独立して噴射制御しています。
システムはSKF製のパッケージ製品、ノズル用ブラケットの設計は総合車輌、艤装設計と施工は東急テクノシステムの分担です。
詳細は過去の記事も併せてご参照いただければ。
本方式の取付車号と経過及び現状を下表にまとめます。
取付車号 (Tu1形) |
組込編成 | 取付年月 | 現状 2023.01時点 |
サハ1303 | 1301 | 2020.03 | ○運用中 |
サハ1339 | 1337 | 2021.07 | ○運用中 |
サハ1345 | 1343 | 2021.12 | ○運用中 |
サハ1357 | 1355 | 2022.08 | ○運用中 |
サハ1363 | 1361 | 2022.11 | ○運用中 |
運用の総数は、サハ1900形4両とサハ1000形5両の併せて9両です。
また系列間を比較すると、サハ1913号車のノズル撤去により、新1000形の方が多数派となりました。
今後は1500形の廃車進行により、サハ1900形取付品は近々の全廃となるでしょう。
更に今回のサハ1913号車のノズル撤去は廃車に先立ち実施されており、恒久的な処置であるかは不明なものの、レール塗油器としての全廃が更に早まる可能性も出てきました。
一方のサハ1000形取付品は、サハ1900形の最大時に迫る稼働数となっているため、もう増えないか増えても僅かであると予想します。
また将来の稼働は、1300番台の銀1000は現在車齢10年程度なので、廃車までの20年程度は期待されます。
但しグリス噴射システムは海外製の既製品であるため、20年後まで消耗品の供給や故障修理等のサポートが継続するかが見通せないですね。
写真が少なくて質素な印象の記事になっちゃったので、おまけのサハ1913号車第1台車です。
軸箱のブラケットこんな構造してたんですね。
台車枠下面の四角いフックをどう使っていたのか気になるので、まだ生きてるクルマで調べておかないと。
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