京急の鉄道模型を作っているとき書くよ。
面白い床下機器を見つけたとき載せるよ。
東杏電機製造(トウキョウデンキセイゾウ)のお知らせをするよ。
なんということでしょう!
今年の京急ファミリー鉄道フェスタでは雨が降らなかったではありませんか!
珍しすぎて嵐が来るかと思いました。
いえ、1日中ずっと晴天でしたが。
そんなわけで去年の記事に引き続きまして私の一押しポイントを紹介したいと思います。
なお順番は私が構内を巡った流れに沿ってますので、場所が行ったり来たりしますがご了承ください。
今年の京急ファミリー鉄道フェスタでは雨が降らなかったではありませんか!
珍しすぎて嵐が来るかと思いました。
いえ、1日中ずっと晴天でしたが。
そんなわけで去年の記事に引き続きまして私の一押しポイントを紹介したいと思います。
なお順番は私が構内を巡った流れに沿ってますので、場所が行ったり来たりしますがご了承ください。
車両部品購入を終えてまず入ったのが主工場。
三菱電機製15V174形VVVFインバータ装置や、
謎の600形更新車用冷房機など、採用が広まりつつある最近の機器が並んでおります。
ちなみにこれは東芝製で形式はRPU-11027形らしいです。
すごい角張ってますねー。
これが600形に載っかってるわけですから私にとってちょっと違和感あります。
ちなみにその脇にはTH-600系台車がずらり。
いちばん手前は6554号車の第2台車で、主電動機が架装されていなかったため駆動装置や台車枠をよく観察することが出来ました。
おや・・・これは6081編成の東洋側が搭載しているSVH170-4009A形静止型インバータですね。
こんなところに隠れて何をしているんでしょう?
このまま主工場を南に抜けて、無架線地帯へ向かう途中。
こ!れ!は!
2100形が架装していた言わずと知れた角型な主電動機・1TB2010-0GC02形ではありませんか!!
いやーカックカクですね、さっきの東芝製冷房機が可愛く思えてくるくらい!
天面にケーブルの引き込み口がありました。
三相交流誘導電動機ですのでぶっといのが3本。
その隣には2000形のKHM-2000形が。
こちらはイカにもモーターといった感じの円筒形です。
2000形は界磁チョッパ制御による複巻電動機ですので、電機子・直巻界磁・分巻界磁に通じるそれぞれ2本・計6本のケーブルが出ています。
このうち半導体素子である界磁チョッパ装置で制御される分巻界磁は低電流が売りなので、手前側の途中でブツ切られている2本が細いためそれであると推測できます。
三相誘導電動機ではこれが3本に減るんですからメンテナンスもさぞしやすくなるんだろうと思います。
昨年に電動カム軸制御器が雨ざらしになっていた場所にやってきました。
今年は界磁チョッパ装置が
ごろごろと積み上がっています。
[F-Ch]で「Field Chopper」、そのまんまの標記ですねw
すぐ手に届くところにある箱の中身は大電力半導体ということで大変気になったのですが、流石に勝手に開けるのはマズいですから後ろ髪を引かれる思いで去りました。。。
遅いお昼ご飯を済ませ、会場を右回りにぷらぷらしていると
前面非常扉を開けた新1000形ステンレス車の台車にキラリと光る部分が。
TH-2100BMにズーム・イン!!
ギヤーケーシングに窓が開いていますね。
どうやら油面高さ確認用のものみたいです。
駆動装置と輪軸を取り持つギヤーにははすば歯車が使用されていますから、常に潤滑を必要とします。
ですから輪軸側の大歯車を粘度の低い潤滑油へ一定深さ沈めておき、走行中に異常を来さないようにしているのでしょう。
周辺には注入・抜き取り用の栓も見え、不意に抜けることのないよう針金で留められているのがわかります。
また主工場に戻ってくると、台車エリアにこんな部品が並んでいるのに気がつきました。
それぞれ何だと思いますか?
右は私は分からず、近くにいた職員さんに尋ねました。
どうやら車軸の軸受のようです。
主工場の奥にこんな輪軸が見えました。
なるほど確かに同じ部品のようです。
こちらは軸受が外された状態のようですね。
金属光沢の部分にころを介して先ほどの軸受を嵌めるのでしょう。
左側の部品は見た感じゴムっぽいですね。
これはすぐ分かりました。
軸ばねの防振ゴムです。
コイルばねを軸ばねとして用いる場合、こうして薄いゴムを挟むことでビリビリとした振動を吸収しやすくなるんだそうです。
部品単体に比べて車体の荷重を受けた状態はぺしゃんこに潰れているように見えます。
それともこれらは別形式の台車向けで別物なのでしょうか。
さいごは特修工場を覗いてきました。
現在は600形更新工事の真っ最中です。
6088号車の海側床下です。
フィルタリアクトルの筐体が開いており中の誘導素子が見えます。
山側からもう1枚。
手前のたくさんの縦棒は空気圧縮機のアフタークーラ、内側がグレーの箱は蓋と中身が外された高速度遮断器です。
空気圧縮機本体や断流器などが取り外されており大変見通しがよろしゅうございました。
真っ白だった6088号車に対して、同時に入場していた4連の6514号車は工程が進んでいるようでした。
塗装も塗り直されていてピカピカです。
かっこいい!
さーて床下は・・・
!?
東洋電機製造製のRG-656-A-M形VVVFインバータ装置が艤装されているではありませんか!
6511編成は三菱電機製で固められた電装品でしたが、落成17年目にして機器換装が行われるようです。
どういうことなの・・・
山側。
海側がアレなら当然のように断流器も東洋製になってました。
奥のブレーキ指令器受信装置箱や手前の行先表示制御器も新しくなってますね。
更新に際してなにかチューニングを施しているのでしょうか。
こんな感じでぐるぐると構内を巡り、閉場時刻となりました。
やはりプラットホームや沿線からではわからない、電車の細かい特徴をじっくり観察できる機会はありがたいものです。
そしてなにより運営の社員さん方、温かく我々を迎えてくださり本当に嬉しく思います。
最終おかえり列車の盛大なお見送りには感動で目頭が熱くなりました。
また来年、この素敵な1日がやってくるのを楽しみにしています
おわり。
三菱電機製15V174形VVVFインバータ装置や、
謎の600形更新車用冷房機など、採用が広まりつつある最近の機器が並んでおります。
ちなみにこれは東芝製で形式はRPU-11027形らしいです。
すごい角張ってますねー。
これが600形に載っかってるわけですから私にとってちょっと違和感あります。
ちなみにその脇にはTH-600系台車がずらり。
いちばん手前は6554号車の第2台車で、主電動機が架装されていなかったため駆動装置や台車枠をよく観察することが出来ました。
おや・・・これは6081編成の東洋側が搭載しているSVH170-4009A形静止型インバータですね。
こんなところに隠れて何をしているんでしょう?
このまま主工場を南に抜けて、無架線地帯へ向かう途中。
こ!れ!は!
2100形が架装していた言わずと知れた角型な主電動機・1TB2010-0GC02形ではありませんか!!
いやーカックカクですね、さっきの東芝製冷房機が可愛く思えてくるくらい!
天面にケーブルの引き込み口がありました。
三相交流誘導電動機ですのでぶっといのが3本。
その隣には2000形のKHM-2000形が。
こちらはイカにもモーターといった感じの円筒形です。
2000形は界磁チョッパ制御による複巻電動機ですので、電機子・直巻界磁・分巻界磁に通じるそれぞれ2本・計6本のケーブルが出ています。
このうち半導体素子である界磁チョッパ装置で制御される分巻界磁は低電流が売りなので、手前側の途中でブツ切られている2本が細いためそれであると推測できます。
三相誘導電動機ではこれが3本に減るんですからメンテナンスもさぞしやすくなるんだろうと思います。
昨年に電動カム軸制御器が雨ざらしになっていた場所にやってきました。
今年は界磁チョッパ装置が
ごろごろと積み上がっています。
[F-Ch]で「Field Chopper」、そのまんまの標記ですねw
すぐ手に届くところにある箱の中身は大電力半導体ということで大変気になったのですが、流石に勝手に開けるのはマズいですから後ろ髪を引かれる思いで去りました。。。
遅いお昼ご飯を済ませ、会場を右回りにぷらぷらしていると
前面非常扉を開けた新1000形ステンレス車の台車にキラリと光る部分が。
TH-2100BMにズーム・イン!!
ギヤーケーシングに窓が開いていますね。
どうやら油面高さ確認用のものみたいです。
駆動装置と輪軸を取り持つギヤーにははすば歯車が使用されていますから、常に潤滑を必要とします。
ですから輪軸側の大歯車を粘度の低い潤滑油へ一定深さ沈めておき、走行中に異常を来さないようにしているのでしょう。
周辺には注入・抜き取り用の栓も見え、不意に抜けることのないよう針金で留められているのがわかります。
また主工場に戻ってくると、台車エリアにこんな部品が並んでいるのに気がつきました。
それぞれ何だと思いますか?
右は私は分からず、近くにいた職員さんに尋ねました。
どうやら車軸の軸受のようです。
主工場の奥にこんな輪軸が見えました。
なるほど確かに同じ部品のようです。
こちらは軸受が外された状態のようですね。
金属光沢の部分にころを介して先ほどの軸受を嵌めるのでしょう。
左側の部品は見た感じゴムっぽいですね。
これはすぐ分かりました。
軸ばねの防振ゴムです。
コイルばねを軸ばねとして用いる場合、こうして薄いゴムを挟むことでビリビリとした振動を吸収しやすくなるんだそうです。
部品単体に比べて車体の荷重を受けた状態はぺしゃんこに潰れているように見えます。
それともこれらは別形式の台車向けで別物なのでしょうか。
さいごは特修工場を覗いてきました。
現在は600形更新工事の真っ最中です。
6088号車の海側床下です。
フィルタリアクトルの筐体が開いており中の誘導素子が見えます。
山側からもう1枚。
手前のたくさんの縦棒は空気圧縮機のアフタークーラ、内側がグレーの箱は蓋と中身が外された高速度遮断器です。
空気圧縮機本体や断流器などが取り外されており大変見通しがよろしゅうございました。
真っ白だった6088号車に対して、同時に入場していた4連の6514号車は工程が進んでいるようでした。
塗装も塗り直されていてピカピカです。
かっこいい!
さーて床下は・・・
!?
東洋電機製造製のRG-656-A-M形VVVFインバータ装置が艤装されているではありませんか!
6511編成は三菱電機製で固められた電装品でしたが、落成17年目にして機器換装が行われるようです。
どういうことなの・・・
山側。
海側がアレなら当然のように断流器も東洋製になってました。
奥のブレーキ指令器受信装置箱や手前の行先表示制御器も新しくなってますね。
更新に際してなにかチューニングを施しているのでしょうか。
こんな感じでぐるぐると構内を巡り、閉場時刻となりました。
やはりプラットホームや沿線からではわからない、電車の細かい特徴をじっくり観察できる機会はありがたいものです。
そしてなにより運営の社員さん方、温かく我々を迎えてくださり本当に嬉しく思います。
最終おかえり列車の盛大なお見送りには感動で目頭が熱くなりました。
また来年、この素敵な1日がやってくるのを楽しみにしています
おわり。
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