京急の鉄道模型を作っているとき書くよ。
面白い床下機器を見つけたとき載せるよ。
東杏電機製造(トウキョウデンキセイゾウ)のお知らせをするよ。
私は普段より床下機器に特にこだわって模型を弄っておりますが、このたび京急600形1~3次車で2種の電装品の違いを再現することができたのでまとめてみたいと思います。
右側の赤い6021編成は三菱電機製電装品を、左側の青い6061編成は東洋電機製造製電装品を搭載しています。
主に主制御器と補助電源装置、そしてそれらの関連機器に違いを見出すことが出来ます。
右側の赤い6021編成は三菱電機製電装品を、左側の青い6061編成は東洋電機製造製電装品を搭載しています。
主に主制御器と補助電源装置、そしてそれらの関連機器に違いを見出すことが出来ます。
今回はM1車系とM2車系、そして各形式について電装品メーカーごと、という順で紹介したいと思います。
M1車系 M1c (1両目)
デハ6021 (三菱)
デハ6061 (東洋)
浦賀方先頭車です。
M1車系にはパンタグラフ、主制御器、ブレーキ受信装置が搭載され、そのうち主制御器で2メーカーが並行採用されました。
海側中央のVVVFインバータ装置は三菱は15V31形、東洋はRG-627-B-M形で、外見は似せて作られていますが細部に違いがあります。
また山側中央品川寄りの断流器もアークシュート部が独自色を出しており、素早くメーカーを見分けるポイントです。(参考記事)
断流器の品川側にある箱はブレーキ受信装置とブレーキ指令器を一つに収めたもので、M1c車のみが持つ特徴となっています。
M1車系 M1 (7両目)
デハ6027 (三菱)
デハ6067 (東洋)
品川方先頭車M2cとユニットを組む形式です。
M1cとはほとんど変わりませんが、運転台を持たないためブレーキ受信装置はそれ単体の機能となりコンパクトな機器箱に変わりました。
そのほか海側のフィルタリアクトルのすぐ隣に、モニタ装置の小箱が追加されています。
M1車系 M1' (5両目)
デハ6025 (三菱)
デハ6065 (東洋)
パンタグラフが前後2基搭載され、編成中でもひときわ目を引きます。
基本的にはM1を踏襲していますが、山側の継電器となりの分流器が省略されています。
推測ですが、編成内においてM1cとM1の2台搭載で機能を果たせる機器なのでしょう。
M2車系 M2c (8両目)
デハ6028 (三菱)
デハ6068 (東洋)
品川方先頭車です。
M2車系には補助電源装置と変圧器、蓄電池、空気圧縮機などが搭載されます。
山・海両側面ともそれぞれSIVと変圧器に電装品メーカーで大きな違いがあります。(参考記事)
補助継電器とブレーキ作用装置の間にブレーキ指令器がありますが、M1cのブレーキ受信装置・指令器の共通機器箱とは機能や外観が若干異なっています。
M2車系 M2 (2両目)
デハ6022 (三菱)
デハ6062 (東洋)
M1cとユニットを組む浦賀寄りユニットの中間車です。
先頭車M2cとの差異は海側のみに偏っており、品川寄りの気圧スイッチが無くなり、大きめのブレーキ指令器が圧力検出装置の小箱へと置き換えられています。
M2車系 M2' (6両目)
デハ6026 (三菱)
デハ6066 (東洋)
M2'にはM1'の場合と同様に、1箇所だけM2と搭載機器の違いがあります。
M2で山側の車番下にあったガバナ装置が、本形式にはありません。
ガバナ装置は元空気圧力の低下を検出して、最大圧力に達するまで空気圧縮機を動作させます。
検知対象の圧力空気は引き通されているうえ、コンプレッサーの動作も編成内で連動するようになっているので、8連を組む600形では全ユニットに搭載する必要がないのです。
T車系 Tu (3両目)
サハ6023 (三菱)
サハ6063 (東洋)
サハは主制御器関連の機器を持たず、空気圧縮機と補助電源装置をユニットの2両で分け合った恰好の機器搭載となっています。
浦賀寄りのTuは空気圧縮機を搭載しており、M車のような電装品メーカの差異を見ることはできません。
機器の配置はM2車系を基本としており、共通して搭載する機器のいくつかは同じ位置にあります。
T車系 Ts (4両目)
サハ6024 (三菱)
サハ6064 (東洋)
補助電源装置およびその関連機器を受け持つのが、品川寄りサハのTuです。
車体中央付近から浦賀寄りはM2車系とほとんど同じ機器配置です。
品川寄りは空気圧縮機の位置に戸閉空気タンクが置かれていたり、コンプレッサー接触器が無くなっていたりと、Tuに譲った機器がごっそり消えています。
機器の個別の違いについてはこれまでの製作記事で逐一取り上げてきたと思いますので、気になる方は遡ってご覧ください。
→ カテゴリー:模型-京急600形
説明がどこにも残されてないとか、もっとkwskって場合はお答えしますのでコメントにてお気軽にどうぞー。
ただし『何でもは知らないわよ。知ってることだけ。』
M1車系 M1c (1両目)
デハ6021 (三菱)
デハ6061 (東洋)
浦賀方先頭車です。
M1車系にはパンタグラフ、主制御器、ブレーキ受信装置が搭載され、そのうち主制御器で2メーカーが並行採用されました。
海側中央のVVVFインバータ装置は三菱は15V31形、東洋はRG-627-B-M形で、外見は似せて作られていますが細部に違いがあります。
また山側中央品川寄りの断流器もアークシュート部が独自色を出しており、素早くメーカーを見分けるポイントです。(参考記事)
断流器の品川側にある箱はブレーキ受信装置とブレーキ指令器を一つに収めたもので、M1c車のみが持つ特徴となっています。
M1車系 M1 (7両目)
デハ6027 (三菱)
デハ6067 (東洋)
品川方先頭車M2cとユニットを組む形式です。
M1cとはほとんど変わりませんが、運転台を持たないためブレーキ受信装置はそれ単体の機能となりコンパクトな機器箱に変わりました。
そのほか海側のフィルタリアクトルのすぐ隣に、モニタ装置の小箱が追加されています。
M1車系 M1' (5両目)
デハ6025 (三菱)
デハ6065 (東洋)
パンタグラフが前後2基搭載され、編成中でもひときわ目を引きます。
基本的にはM1を踏襲していますが、山側の継電器となりの分流器が省略されています。
推測ですが、編成内においてM1cとM1の2台搭載で機能を果たせる機器なのでしょう。
M2車系 M2c (8両目)
デハ6028 (三菱)
デハ6068 (東洋)
品川方先頭車です。
M2車系には補助電源装置と変圧器、蓄電池、空気圧縮機などが搭載されます。
山・海両側面ともそれぞれSIVと変圧器に電装品メーカーで大きな違いがあります。(参考記事)
補助継電器とブレーキ作用装置の間にブレーキ指令器がありますが、M1cのブレーキ受信装置・指令器の共通機器箱とは機能や外観が若干異なっています。
M2車系 M2 (2両目)
デハ6022 (三菱)
デハ6062 (東洋)
M1cとユニットを組む浦賀寄りユニットの中間車です。
先頭車M2cとの差異は海側のみに偏っており、品川寄りの気圧スイッチが無くなり、大きめのブレーキ指令器が圧力検出装置の小箱へと置き換えられています。
M2車系 M2' (6両目)
デハ6026 (三菱)
デハ6066 (東洋)
M2'にはM1'の場合と同様に、1箇所だけM2と搭載機器の違いがあります。
M2で山側の車番下にあったガバナ装置が、本形式にはありません。
ガバナ装置は元空気圧力の低下を検出して、最大圧力に達するまで空気圧縮機を動作させます。
検知対象の圧力空気は引き通されているうえ、コンプレッサーの動作も編成内で連動するようになっているので、8連を組む600形では全ユニットに搭載する必要がないのです。
T車系 Tu (3両目)
サハ6023 (三菱)
サハ6063 (東洋)
サハは主制御器関連の機器を持たず、空気圧縮機と補助電源装置をユニットの2両で分け合った恰好の機器搭載となっています。
浦賀寄りのTuは空気圧縮機を搭載しており、M車のような電装品メーカの差異を見ることはできません。
機器の配置はM2車系を基本としており、共通して搭載する機器のいくつかは同じ位置にあります。
T車系 Ts (4両目)
サハ6024 (三菱)
サハ6064 (東洋)
補助電源装置およびその関連機器を受け持つのが、品川寄りサハのTuです。
車体中央付近から浦賀寄りはM2車系とほとんど同じ機器配置です。
品川寄りは空気圧縮機の位置に戸閉空気タンクが置かれていたり、コンプレッサー接触器が無くなっていたりと、Tuに譲った機器がごっそり消えています。
機器の個別の違いについてはこれまでの製作記事で逐一取り上げてきたと思いますので、気になる方は遡ってご覧ください。
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