京急の鉄道模型を作っているとき書くよ。
面白い床下機器を見つけたとき載せるよ。
東杏電機製造(トウキョウデンキセイゾウ)のお知らせをするよ。
コミケ参加のため首都圏への滞在は、もちろん京急車の調査を兼ねておりまして。
いろいろ気になったところを駆け足ですが記録して参りました。
年初に気付いた増粘着装置の撤去が、この夏になって急速に進行していたので、確認できた範囲で状況を書き留めておきます。
それから、TH-1500T形台車に点検跡があったので最後にチョット載せときます。
いろいろ気になったところを駆け足ですが記録して参りました。
年初に気付いた増粘着装置の撤去が、この夏になって急速に進行していたので、確認できた範囲で状況を書き留めておきます。
それから、TH-1500T形台車に点検跡があったので最後にチョット載せときます。
早速ですが、8月11~16日及び10月8日の間で私が確認できた範囲での、増粘着装置 取付/撤去状況です。
表にしてみますね。
整理すると、以下の様な撤去状況となっています。
特に様々なバリエーションが見られたのが1500形です。
↑6SのTH-1500M形台車です。
増粘着装置は確認できた限り全て撤去されていました。
また8Sも同様に全撤去のようです。
↑こちらは4Sのうち、1517編成のTH-1500M形台車。
現存する鋼製車の台車16台すべてにおいて、増粘着装置は存置されていました。
アルミ車含む4S全体としては1月時点で撤去を完了した編成もあり、処置にバラツキがあります。
この編成にて外さない理由が何かあるのでしょうか。
↑6SのTH-1500T形台車です。
増粘着装置は確認できた限り全て存置されています。
また8Sも同様に全て存置のようです。
この台車形式のみ、現有台車で唯一踏面制輪子を持ちませんので、恐らく踏面の汚れ除去の観点から取付必須(撤去NG)と判断されたのでしょう。
↑6SのTH-1500TA形台車です。
増粘着装置は確認できた限り全て撤去されていました。
こちらの付随台車は電動台車を改造した都合で踏面制輪子付きなので、撤去しても問題無いハズです。
以上、1500形の台車4態でした。
鋼製車(1501&1517編成)の存置だけ目的がハッキリしないのが気になりますね。
勝手な予想ですが、もう最古参のグループなので、廃車を見越して手を掛けないことにしてるのかな?
さて増粘着装置とは別の話題で、8SのTu形浦賀方が履くTH-1500T形台車について。
この箇所の台車は現有5台いずれもレール塗油装置のノズルとその取付部品を搭載しているのですが、側面の横梁の中央部に塗料を塗り直した跡が付いています。
確認できた限りではいずれの個体及び海山とも。
この状況から予想として、何か良からぬ不具合が発見されて一斉点検でも行われたのでしょうか。
ばね下取付だったり細くて長い形状だったり貫通穴が開いてたりで、加振・曲げ・応力集中いずれも材料力学的に厳しそうです。
但し撤去はされておらず、噴射音も聞こえたので、今時点では継続使用する方向性でいるのだと思われます。
1301編成などの6Vに付いている新しいフランジ塗油器は、構造がまるっきり異なるので同様の破損のリスクはありません。
それに新しい設計なので、応力解析と評価も進歩していることでしょう。
この方式が将来的に8Vなど他の編成へ波及したら面白いな、などと勝手に想像していたりします。
表にしてみますね。
車種 | 台車形式 | 撤去状況 | 基礎ブレーキ 方式 |
|
’22.01時点 | ’22.08時点 | |||
1500形 4S | TH-1500M | 一部撤去 | 一部撤去 | 踏面片押 |
1500形 6S | TH-1500M | 一部撤去 | 全撤去 | 踏面片押 |
TH-1500T | 存置 | 存置 | ディスク | |
TH-1500TA | 一部撤去 | 全撤去 | 踏面片押 | |
1500形 8S | TH-1500M | 一部撤去 | 全撤去 | 踏面片押 |
TH-1500T | 存置 | 存置 | ディスク | |
600形 | TH-600M | 一部撤去 | 全撤去 | 踏面片押 |
TH-600T | 一部撤去 | 全撤去 | 踏面片押 | |
2100形 | TH-2100M | 一部撤去 | 全撤去 | 踏面片押 |
TH-2100T | 一部撤去 | 全撤去 | 踏面片押 |
整理すると、以下の様な撤去状況となっています。
- 基礎ブレーキが踏面片押(テコ式 又は ユニット式)の台車は増粘着装置を全撤去
- 基礎ブレーキがディスク式ライニングの台車は増粘着装置を存置
- 1500形4連(4S)の鋼製車(1501~1520)は撤去していない
特に様々なバリエーションが見られたのが1500形です。
↑6SのTH-1500M形台車です。
増粘着装置は確認できた限り全て撤去されていました。
また8Sも同様に全撤去のようです。
↑こちらは4Sのうち、1517編成のTH-1500M形台車。
現存する鋼製車の台車16台すべてにおいて、増粘着装置は存置されていました。
アルミ車含む4S全体としては1月時点で撤去を完了した編成もあり、処置にバラツキがあります。
この編成にて外さない理由が何かあるのでしょうか。
↑6SのTH-1500T形台車です。
増粘着装置は確認できた限り全て存置されています。
また8Sも同様に全て存置のようです。
この台車形式のみ、現有台車で唯一踏面制輪子を持ちませんので、恐らく踏面の汚れ除去の観点から取付必須(撤去NG)と判断されたのでしょう。
↑6SのTH-1500TA形台車です。
増粘着装置は確認できた限り全て撤去されていました。
こちらの付随台車は電動台車を改造した都合で踏面制輪子付きなので、撤去しても問題無いハズです。
以上、1500形の台車4態でした。
鋼製車(1501&1517編成)の存置だけ目的がハッキリしないのが気になりますね。
勝手な予想ですが、もう最古参のグループなので、廃車を見越して手を掛けないことにしてるのかな?
さて増粘着装置とは別の話題で、8SのTu形浦賀方が履くTH-1500T形台車について。
この箇所の台車は現有5台いずれもレール塗油装置のノズルとその取付部品を搭載しているのですが、側面の横梁の中央部に塗料を塗り直した跡が付いています。
確認できた限りではいずれの個体及び海山とも。
この状況から予想として、何か良からぬ不具合が発見されて一斉点検でも行われたのでしょうか。
ばね下取付だったり細くて長い形状だったり貫通穴が開いてたりで、加振・曲げ・応力集中いずれも材料力学的に厳しそうです。
但し撤去はされておらず、噴射音も聞こえたので、今時点では継続使用する方向性でいるのだと思われます。
1301編成などの6Vに付いている新しいフランジ塗油器は、構造がまるっきり異なるので同様の破損のリスクはありません。
それに新しい設計なので、応力解析と評価も進歩していることでしょう。
この方式が将来的に8Vなど他の編成へ波及したら面白いな、などと勝手に想像していたりします。
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