4連の屋根にあるパンタ設置準備なんかは特に目立ちますね。
・・・ところで今、手元に1017編成と1401編成の模型があります。
せっかくですから6連化してみましょうよ!
全車: ADLに関する引通し線の接続
Muc,Muc1形: ADL除外スイッチの取付け
Msc,Msc1形: ADL表示灯の取付け
Tpu,Tpu1形: ADL車上子およびADL受信器の取付け
Tpu1,Tps1形: それぞれ主ヒューズ2(MF2)および主ヒューズ1(MF1)の撤去、パンタの追加取付け
こうして見ると、外見上の差異はTpu形、Tpu1形、Tps1形の、屋根上と床下に生まれるようです。
今回はこの中から、上と下の両方に改造が施されたTpu1形の屋根板と床下を製作し、すげ替えて遊べるようにしたいと思います。
パンタの設置
ベースとした模型は、バラ売りで購入しTpu1形1両です。
当然1基パンタの屋根板が取り付けられているため、実車同様にパンタの追加をします。
準備位置にドリルで所定の穴を開け、いつも使っているTOMIX製のC-PS27形を突っ込みました。
パンタ台とか配管とかそういう苦手な工作は全力でスルーしていますので見せられません。
見ないでください(
MF2の撤去
1次車4連では2両で各1基のパンタを、ヒューズを介して常時引通ししています。
これがTpu1形のMF2と、Tps1形のMF1の役割です。
6連化に際しては、2パンタ化を行って引通しを無くすことに伴い、無用なトラブルを避けるため取り外されるのです。
ヒューズ箱の撤去後の状態は、1500形鋼製車を見ると
碍子の取付台ごと外されているよう。
しかしこれを再現するのはなかなか難しそうでしたので、塗装したt0.3プラ板を載っけて茶を濁します。
いたしかたないよ。
ADL車上子および受信器の取付け
新1000形は座席に片持ち式を採用したことから、当初よりADL受信器は床下配置を想定していたようです。
搭載は浦賀寄り先頭車の隣になる、Tpu形とTpu1形の海側です。
写真に書き込んだ海側南寄の、橙色の直方体的な位置に設置できるようです。
機器箱パーツは新1000形ステンレス車6連用に作ったのと同じものを用意しました。
またその奥にはADL車上子も併せて接着します。
こんな感じに。
なかなかの密度感です。
出来上がりはこんな感じの外観になります。
車体は素のままの仮で、遊ぶときには既存のナンバー入りを使用します。
サハ1402号車
上述した改造箇所以外は、普通のTpu1形として製作しました。
SIVは切り継ぎで、SDCはMRPS/MRPSC箱で代用しています。
ADL受信器の箱は異彩を放っていますが、ADL車上子は全く見えませんね。
そして屋根上北方車端のさっぱりとした感じ。
ちょっとズームしてみました。
箱の感じは良いのですが、やっぱり車上子見えない・・・(´・ω・`)
これは省略していいかもしれませんね。
とりあえず勢いに任せて作ってみたものの、あまり走らせる機会ってないですねコレ。
試しに工作机の上で6連を組成してみたときは、パンタがたくさん並んでいる姿がなかなかかっこよかったのですが。
編成短縮が当たり前な鉄道模型においては、どうにも輝かせづらいネタだったようです。
ま、ま、ま、実車だってこういうモンですから。
・・・失礼、実車だってこういうモンになるはずだったんですから。たぶん。