京急の鉄道模型を作っているとき書くよ。
面白い床下機器を見つけたとき載せるよ。
東杏電機製造(トウキョウデンキセイゾウ)のお知らせをするよ。
2024年度あけましておめでとうございます。
今年度も床下ブログへの変わらぬご愛顧の程宜しくお願い申し上げます。
2023年度中の京急車の車体更新として、新1000形の1405編成が3月頭に竣工したそうで。
昨日に現車を拝見してきたのですが、デハ1405号車の側面に違和感が。
なんか変だぞ?
ちゅーわけでタイトルの通り、電動空気圧縮機(CP)がクノールブレムゼ製 SL-6形を搭載しています。
従来まではこのデハ1405号車のみ、クノールブレムゼ製 VV90-T形を搭載していたので、換装されてしまったワケです。
今年度も床下ブログへの変わらぬご愛顧の程宜しくお願い申し上げます。
2023年度中の京急車の車体更新として、新1000形の1405編成が3月頭に竣工したそうで。
昨日に現車を拝見してきたのですが、デハ1405号車の側面に違和感が。
なんか変だぞ?
ちゅーわけでタイトルの通り、電動空気圧縮機(CP)がクノールブレムゼ製 SL-6形を搭載しています。
従来まではこのデハ1405号車のみ、クノールブレムゼ製 VV90-T形を搭載していたので、換装されてしまったワケです。
比較用に、換装前の写真がこちら。
外観から異なるので別形式であることがお分かりいただけるかと思います。
このVV90-T形は圧縮室に潤滑油を使用しない(オイルフリー)特徴があり、新1000形の1301編成や20次車以降が採用するVV180-T形の系列機です。
1301編成でのVV180-T形採用(2020年)に先立ち、このVV90-T形が2010年に1台のみデハ1404号車へ搭載され、最近までデハ1405号車に移されて使われ続けてきた経過でした。
同一個体と仮定すると使われ続けてきた期間は延べ14年、1全検及び2重検相当を超えていました。
VV90-T形からSL-6形へ換装されたタイミングですが、正直よく分かってません。
但しWeb上にうpされている写真を見ると、2024年3月の車体更新および全般検査の出場時には既にSL-6形を艤装していた様に見られます。
更新&全検入場直前の姿が正確に把握できていないのですが、可能性としては車体更新の機会に併せて換装を受けたのかもしれません。
ちなみにVV90-T形が別のクルマへ移ったりしてないかな?と思い、時間の許す限り探してみたのですが、
1405編成中のデハ1408号車↑や、
過去にVV90-T形を搭載していたデハ1404号車↑を含め、見つけられませんでした。
VV90-T形が完全に運用終了の可能性もあるかもしれませんね。
仮に運用終了として、なぜ今なのでしょうか?
これは推定ですが、VV90-T形の1個体の運用目的が、VV180-T形の本格採用に向けた試行だった可能性かな~と考えます。
時系列をおさらいすると、VV90-T形が2010年から運用を始め、2020年にVV180-T形↓の初採用となり、以降現在までの新製電車は全てこのVV180-T形を採用しています。
VV90-T形が10年間=1全検超の運用に耐えたことの確認を以て、VV-180T形を正式採用する判断材料にした様なストーリであれば、試行の役目を終えたのが今のタイミングで辻褄合うかなーって。
まぁ内部でどんな検証が行われたのか本当のところは知り得ませんが。
CPは割と頻繁に載せ替えが行われがちな床下機器なので、今後もしばらくは注視していきたいと思います。
VV180-T形CP搭載の京急新1000形 22次車 17011編成が、2024年4月4日より、他者線への直通運転を開始しました。
直通運転の対応可否判断はCPではなく主回路装置に起因するところだったと思うのですが、やはり新しい機器を採用し評価していくのは大変ですね。
ただ新しいだけメリットも期待できるのでしょうから、これからも新技術の採用を楽しみにこの趣味続けていきたいものです。
外観から異なるので別形式であることがお分かりいただけるかと思います。
このVV90-T形は圧縮室に潤滑油を使用しない(オイルフリー)特徴があり、新1000形の1301編成や20次車以降が採用するVV180-T形の系列機です。
1301編成でのVV180-T形採用(2020年)に先立ち、このVV90-T形が2010年に1台のみデハ1404号車へ搭載され、最近までデハ1405号車に移されて使われ続けてきた経過でした。
同一個体と仮定すると使われ続けてきた期間は延べ14年、1全検及び2重検相当を超えていました。
VV90-T形からSL-6形へ換装されたタイミングですが、正直よく分かってません。
但しWeb上にうpされている写真を見ると、2024年3月の車体更新および全般検査の出場時には既にSL-6形を艤装していた様に見られます。
更新&全検入場直前の姿が正確に把握できていないのですが、可能性としては車体更新の機会に併せて換装を受けたのかもしれません。
ちなみにVV90-T形が別のクルマへ移ったりしてないかな?と思い、時間の許す限り探してみたのですが、
1405編成中のデハ1408号車↑や、
過去にVV90-T形を搭載していたデハ1404号車↑を含め、見つけられませんでした。
VV90-T形が完全に運用終了の可能性もあるかもしれませんね。
仮に運用終了として、なぜ今なのでしょうか?
これは推定ですが、VV90-T形の1個体の運用目的が、VV180-T形の本格採用に向けた試行だった可能性かな~と考えます。
時系列をおさらいすると、VV90-T形が2010年から運用を始め、2020年にVV180-T形↓の初採用となり、以降現在までの新製電車は全てこのVV180-T形を採用しています。
VV90-T形が10年間=1全検超の運用に耐えたことの確認を以て、VV-180T形を正式採用する判断材料にした様なストーリであれば、試行の役目を終えたのが今のタイミングで辻褄合うかなーって。
まぁ内部でどんな検証が行われたのか本当のところは知り得ませんが。
CPは割と頻繁に載せ替えが行われがちな床下機器なので、今後もしばらくは注視していきたいと思います。
VV180-T形CP搭載の京急新1000形 22次車 17011編成が、2024年4月4日より、他者線への直通運転を開始しました。
直通運転の対応可否判断はCPではなく主回路装置に起因するところだったと思うのですが、やはり新しい機器を採用し評価していくのは大変ですね。
ただ新しいだけメリットも期待できるのでしょうから、これからも新技術の採用を楽しみにこの趣味続けていきたいものです。
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