京急の鉄道模型を作っているとき書くよ。
面白い床下機器を見つけたとき載せるよ。
東杏電機製造(トウキョウデンキセイゾウ)のお知らせをするよ。
京急車じゃないNゲージ鉄道模型のハナシです。
KATOの新製品として、Nゲージのコンテナ貨車に適合する40ft海上コンテナが発売されました。
カラーリングはオーシャンネットワークエクスプレス(ONE)所属のもので、鮮やかなマゼンタが目を引きます。
京急車に限らずこの手の彩度高い系オブジェクトは私の好物なので、とりあえず8個(4パック)買いました。
本記事では他メーカ製との簡単な比較と、このKATO製コンテナをコキ106形貨車に載せたときの問題及びその解決法をまとめます。
KATOの新製品として、Nゲージのコンテナ貨車に適合する40ft海上コンテナが発売されました。
カラーリングはオーシャンネットワークエクスプレス(ONE)所属のもので、鮮やかなマゼンタが目を引きます。
京急車に限らずこの手の彩度高い系オブジェクトは私の好物なので、とりあえず8個(4パック)買いました。
本記事では他メーカ製との簡単な比較と、このKATO製コンテナをコキ106形貨車に載せたときの問題及びその解決法をまとめます。
ONEカラーの40ftコンテナは、トミーテック(トレーラーコレクションの積荷)と朗堂から先発して製品化がありました。
両方とも手元にありましたので、せっかくなので並べてみます。
以下2枚とも、上:トミーテック / 中:朗堂 / 下:KATO の順です。
まず第一印象として、KATOはマゼンタ地が濃く且つ白印刷の隠蔽力が強いので、強烈なコントラストからくるインパクトが段違いです。
KATOの印刷は全面的にUVなのですが、特有のザラつきは凹凸の多い形状の為に目立たず、大きな欠点ではないと思います。
モールドは 朗堂<KATO<トミーテック の順に深く、各メーカのいつもの性格が出ていますね。
あと気付いた点としては、トミーテックだけほんの僅かに寸詰まりでした。
私個人的にはいずれも良いところがあり同じくらい好きです。
が、今後たくさん買い揃える観点では、トミーテックと朗堂の再生産が(程度の差はあれど)期待できないため、KATO一択となるでしょう。
ところで、私はコンテナ貨車の中でもコキ106形がいちばん好きです。
中央部がすらりと長い側梁と、ボクシーな印象のFT2形台車がすこライクポインツ。
そんなコキ106形に今回のKATO製40ftを載せようとすると、正しい位置に取り付きません。
製品素のままでツメを嵌め込むと、車両側の緊諦装置とコンテナ側の隅金具がズレています。
これはなぜ起こるかというと、コキ107形との相違点に起因します。
(現車の設計相違点であり、模型メーカの差異とは関係なし)
上が107形/下が106形なのですが、
40ftコンテナ用の緊諦装置(丸い凹モールド4点)だけ、107形は前位側(写真向かって右)に寄っています。
つまり、コンテナ側のツメを107形に合わせて成型すると、106形ではズレになってしまうワケ。
現代では確か新鋭107形の方が多いので、KATOの選択は妥当だと思うのですが、106派としてコレは納得いきません。
106形に合うツメを40ftコンテナ側に追加する改造しましょう。
今回使った素材は、Wave製の半丸棒1.0mm。(品番OM-311-380)
底辺長1mm&半径0.5mmのカマボコ形(半円)断面をしているプラ棒です。
コレをコキ106形の位置に合わせたツメにしてしまう考えです。
まずは下ごしらえですが、いきなり重要ポイント。
カマボコ形の底面をペーパー上で扱いて、厚みを0.50mm以下まで削ります。
コレをやらないと、車両とコンテナとの結合が強固になりすぎて、車両のツメを折る可能性が想定されます。
(試作した際に認めた課題点のフィードバックです)
ノギスで仕上がりを確認してから次工程へ進めましょう。
次に、このプラ棒を長さ3mmに切り出します。
必要数は、コンテナ1個あたり4つです。
これを、コンテナ内面の下端(裾)へ貼り付けていきます。
当然位置が大切なワケですが、まず深さ方向は、コンテナの下端とツライチもしくは若干浅めにはみ出す程度を狙ってください。
具体的に言うと、はみ出し寸法が 0~0.1mm ってところでしょうか。
んで長手方向は、中心付近にある既存のツメ(凸モールド)を基準として、扉妻側だけ4mm離します。
左右で線対称になるので、下写真を確認しながら間違えないように接着してください。
この写真は、扉を右向きに置いて見た位置。
こっちは、扉を左向きに置いて見た位置。
接着剤が乾いたら、仕上げにプラ棒や接着剤のはみ出しをカッターナイフで除去します。
これでコキ106形の中央位置のツメに合う位置へ、コンテナ側のツメが付きました。
上写真はコンテナの扉が前位向ですが、もちろん逆の後位向でももう一対のツメが合います。
車体への嵌まりは、ちゃんとクリック感があり良好です。
車体ごと持ち上げるにも十分な強度。
取り外すときは製品と比べて若干固いですが、長いコンテナ故の柔軟性のお陰でパカッと外れます。
肝心の取付位置を見てみましょう。
車体の緊諦装置とコンテナ隅金具は概ね一致します。
完全に一致させられないのには理由がありまして、コキ107形用のツメ(モールド)と干渉しちゃうんですよね・・・
互換が不要なら削り取って完璧な位置に持って来れるんですが、ひとまず私はこれでいいかなって思い、完成としました。
本状態での備考としては、コンテナが車体の後位(手すり)側にスライド移動できちゃうところでしょうか。
私は放置で良いと思っとりますが、気になる方は内面の適当な位置にt1.0のプラ材でも貼ると、車体ツメと干渉して固定されるんじゃないでしょうか。
いずれにしましても、以上の作例を参考にされる場合は全て自己責任でお願いします。
107形(上)と106形(下)との40ftコンテナ積載状態を並べてみましょうか。
この微妙な差が良い~~~
特に差が効いてくるのが、JR12ftと混載したときのコンテナ間の隙間です。
性癖詰め込んでくタイプの模型の改造ってほんっと楽しいですね。
来春にはTOMIXからコキ106形の新規金型が出るようなので、ONEちゃん載っけるのが今から楽しみです。
両方とも手元にありましたので、せっかくなので並べてみます。
以下2枚とも、上:トミーテック / 中:朗堂 / 下:KATO の順です。
まず第一印象として、KATOはマゼンタ地が濃く且つ白印刷の隠蔽力が強いので、強烈なコントラストからくるインパクトが段違いです。
KATOの印刷は全面的にUVなのですが、特有のザラつきは凹凸の多い形状の為に目立たず、大きな欠点ではないと思います。
モールドは 朗堂<KATO<トミーテック の順に深く、各メーカのいつもの性格が出ていますね。
あと気付いた点としては、トミーテックだけほんの僅かに寸詰まりでした。
私個人的にはいずれも良いところがあり同じくらい好きです。
が、今後たくさん買い揃える観点では、トミーテックと朗堂の再生産が(程度の差はあれど)期待できないため、KATO一択となるでしょう。
ところで、私はコンテナ貨車の中でもコキ106形がいちばん好きです。
中央部がすらりと長い側梁と、ボクシーな印象のFT2形台車がすこライクポインツ。
そんなコキ106形に今回のKATO製40ftを載せようとすると、正しい位置に取り付きません。
製品素のままでツメを嵌め込むと、車両側の緊諦装置とコンテナ側の隅金具がズレています。
これはなぜ起こるかというと、コキ107形との相違点に起因します。
(現車の設計相違点であり、模型メーカの差異とは関係なし)
上が107形/下が106形なのですが、
40ftコンテナ用の緊諦装置(丸い凹モールド4点)だけ、107形は前位側(写真向かって右)に寄っています。
つまり、コンテナ側のツメを107形に合わせて成型すると、106形ではズレになってしまうワケ。
現代では確か新鋭107形の方が多いので、KATOの選択は妥当だと思うのですが、106派としてコレは納得いきません。
106形に合うツメを40ftコンテナ側に追加する改造しましょう。
今回使った素材は、Wave製の半丸棒1.0mm。(品番OM-311-380)
底辺長1mm&半径0.5mmのカマボコ形(半円)断面をしているプラ棒です。
コレをコキ106形の位置に合わせたツメにしてしまう考えです。
まずは下ごしらえですが、いきなり重要ポイント。
カマボコ形の底面をペーパー上で扱いて、厚みを0.50mm以下まで削ります。
コレをやらないと、車両とコンテナとの結合が強固になりすぎて、車両のツメを折る可能性が想定されます。
(試作した際に認めた課題点のフィードバックです)
ノギスで仕上がりを確認してから次工程へ進めましょう。
次に、このプラ棒を長さ3mmに切り出します。
必要数は、コンテナ1個あたり4つです。
これを、コンテナ内面の下端(裾)へ貼り付けていきます。
当然位置が大切なワケですが、まず深さ方向は、コンテナの下端とツライチもしくは若干浅めにはみ出す程度を狙ってください。
具体的に言うと、はみ出し寸法が 0~0.1mm ってところでしょうか。
んで長手方向は、中心付近にある既存のツメ(凸モールド)を基準として、扉妻側だけ4mm離します。
左右で線対称になるので、下写真を確認しながら間違えないように接着してください。
この写真は、扉を右向きに置いて見た位置。
こっちは、扉を左向きに置いて見た位置。
接着剤が乾いたら、仕上げにプラ棒や接着剤のはみ出しをカッターナイフで除去します。
これでコキ106形の中央位置のツメに合う位置へ、コンテナ側のツメが付きました。
上写真はコンテナの扉が前位向ですが、もちろん逆の後位向でももう一対のツメが合います。
車体への嵌まりは、ちゃんとクリック感があり良好です。
車体ごと持ち上げるにも十分な強度。
取り外すときは製品と比べて若干固いですが、長いコンテナ故の柔軟性のお陰でパカッと外れます。
肝心の取付位置を見てみましょう。
車体の緊諦装置とコンテナ隅金具は概ね一致します。
完全に一致させられないのには理由がありまして、コキ107形用のツメ(モールド)と干渉しちゃうんですよね・・・
互換が不要なら削り取って完璧な位置に持って来れるんですが、ひとまず私はこれでいいかなって思い、完成としました。
本状態での備考としては、コンテナが車体の後位(手すり)側にスライド移動できちゃうところでしょうか。
私は放置で良いと思っとりますが、気になる方は内面の適当な位置にt1.0のプラ材でも貼ると、車体ツメと干渉して固定されるんじゃないでしょうか。
いずれにしましても、以上の作例を参考にされる場合は全て自己責任でお願いします。
107形(上)と106形(下)との40ftコンテナ積載状態を並べてみましょうか。
この微妙な差が良い~~~
特に差が効いてくるのが、JR12ftと混載したときのコンテナ間の隙間です。
性癖詰め込んでくタイプの模型の改造ってほんっと楽しいですね。
来春にはTOMIXからコキ106形の新規金型が出るようなので、ONEちゃん載っけるのが今から楽しみです。
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